[J1第26節]浦和1-0広島/8月25日/浦和駒場

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
立ち上がりはテンポ良くパスを回してゲームを掌握し、15分に先制に成功。その後、30分過ぎから相手に流れを明け渡し、我慢の展開が続くも、集中を切らさずに虎の子の1点を守り切った。リーグ3連勝。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
押し込まれた後半にも冷静に振る舞い、ゴールマウスの前に立ちはだかった。2試合連続のクリーンシートを達成。

DF
2 酒井宏樹 6
プレー強度はさすが。スピードのある藤井のドリブルに困惑しながらも、最終的には決定的な仕事はさせなかった。

4 岩波拓也 6
カバーが遅れる場面も時折見られたが、相手との競り合いでは高い勝率を誇った。完封勝利に貢献。

5 槙野智章 6.5
やはりその対人の強さは頼りになる。前半からJ・サントスを封じ込め、後半にはD・ヴィエイラに対抗した。

28 アレクサンダー・ショルツ 6
不慣れな左SBで多少のやりづらさを感じさせ、関根の運動量に助けられた部分はある。それでもペナルティエリア内では強固な壁となった。
 
MAN OF THE MATCH
41 関根貴大 7(88分OUT)
15分には先制ゴールにつながる巧みな裏抜けを披露。結果的にこのプレーが試合を決定づけた。一方で終盤になっても献身的なプレスバックを完遂。攻守に渡って走りまくったその貢献度は特大だった。

17 伊藤敦樹 6(80分OUT)
相手の攻撃が素早く、スペースを埋めきるのに苦心。それでもチャンスを創出した絶妙な縦パスは見事。先制ゴールもこのボランチの左足からだった。

33 江坂 任 6(65分OUT)
ゴールにはつながらなかったものの、11分のシュートをはじめ、19分、25分のクロス、55分のFKなど決定機には顔を出した。

40 平野佑一 6(65分OUT)
テンポの速いくさびのパスで攻撃を加速させた。中盤での競り合いで後手に回るシーンは少なくなかったが、結果的に致命傷にはならず及第点に。
 
FW
15 明本考浩 6.5
プレッシング、ポストワークに、と大奮闘。いつも通り気迫を感じさせるプレーで攻撃をリードした。

7 キャスパー・ユンカー 7(80分OUT)
こぼれ球に反応したリーグ8試合ぶりのゴールは値千金の決勝点に。後半にはカウンターで相手ゴールに迫り続けた。
 
交代出場
MF
18 小泉佳穂 6(65分IN)
トップ下で投入されると、中盤の底まで下りてビルドアップに関与。80分以降はボランチに入り、懐の深いボールキープで時間を作った。

MF
29 柴戸 海 6(65分IN)
前線から最終ラインまで、広範囲を動き回ってスペースを埋めた。地味ながら、中盤に安定感をもたらした。

MF
21 大久保智明 ―(80分IN)
チームが後手に回り苦しい時間帯での投入だったが、自慢の突破で相手の守備陣に脅威を与えていた。82分には際どいFKも。

FW
16 木下康介 ―(80分IN)
持ち前の長身を生かしたボールキープだけでなく、終盤にはキレのあるドリブルで敵陣を突破する場面も見せた。

DF
3 宇賀神友弥 ―(88分IN)
終盤に関根に代わって投入され、守備固め。プレータイムは少なかったものの、しっかりクリーンシートに貢献した。

監督
リカルド・ロドリゲス 6
前半途中から相手に主導権を握られると、思い通りにゲームを進められず。それでも守備バランスを崩さないような慎重な采配で勝点3を得た。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【サポーター PHOTO】切れ味の鋭いカウンターを武器に好調の浦和。サポーターもスタンドから熱視線
【チーム採点・寸評】
広島 5.5
鋭いサイド攻撃は迫力があった。相手の守備を崩す場面は多かったものの、最終局面でミスが目立ち、シュートまでなかなか運べなかったのが残念。

【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 5
ピンチは少なかったが、やはり悔やまれるのは失点シーン。弾く方向がやや甘く、相手に詰められてしまった。

DF
2 野上結貴 5
カウンターを受けると、相手にあっさりと背後を取られて突破を許した。ビルドアップも安定しなかった。

4 荒木隼人 6
ユンカーと明本に力強く対応し、自由を許さなかった。守備陣のなかでは最も安心して見ていられた。

19 佐々木翔 5.5
ユンカーとの激しいマッチアップは見応えがあった。対人の強さは示したが、前半に見せたような攻撃参加が後半は減ったのが惜しい。
 
MF
41 長沼洋一 5(70分OUT)
迫力のある仕掛けを見せていた一方で、痛恨なのは15分。相手のウイング関根に背後を突かれ、失点を招いた。

27 ハイネル 5
ボールを要求するのはいいが、パスがあまりに雑でボールロストの原因に。もっと丁寧にプレーしたかった。

17 松本泰志 5.5(80分OUT)
夏にC大阪から復帰後、初先発。縦パスのタイミング、質は申し分ないものの、やや積極性に欠けた。決定的な仕事はできず。

15 藤井智也 6
類稀なスピードとクイックネスを披露し、崩しの急先鋒に。日本代表の酒井を翻弄するシーンすら見られた。
 
MF
29 浅野雄也 5(54分OUT)
周囲と連係が取れず、動き出してもパスが出て来ず。いざパスを受けてもボールを失いがちだった。

30 柴﨑晃誠 5.5(70分OUT)
相手の死角を突くようなポジショニングが光る。しかしJ・サントスとはなかなかコンビネーションが合わなかった。

FW
37 ジュニオール・サントス 5(54分OUT)
槙野と岩波のマークに苦しみプレースペースが作れなかった、ボールを収められず、攻撃の基準点としては機能しなかった。
 
交代出場
MF
18 柏 好文 5.5(54分IN)
右サイドから何度か鋭い突破で相手のペナルティエリアに入る込むも、決定機には至らずなかった。

FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 5.5(54分IN)
77分には際どいシュートを放ち、浦和ゴールを脅かす。ただし最も求められたゴールという結果は残せなかった。

MF
14 エゼキエウ 6(70分IN)
スピードを生かして攻撃をさらに加速させ、守備もさぼらなかった。スタートから見たいひとりだった。

MF
24 東 俊希 5.5(70分IN)
77分にD・ヴィエイラのシュートを演出した以外には、決定的なチャンスを作れなかった。ゴール前での仕事を増やしたかった。

MF
26 土肥航大 −(80分IN)
84分のスルーパスは鮮やか。ただプレー時間が少なく、それ以外に評価に値するプレーは見られなかった。

監督
城福 浩 5
試合の入りがハマらず早々に失点し、交代カードは決定打とならず。試合後には「非常に不本意な試合運びになってしまった」と悔やんだ。

取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【サポーター PHOTO】切れ味の鋭いカウンターを武器に好調の浦和。サポーターもスタンドから熱視線