[J1リーグ27節]横浜0-2鹿島/8月28日(土)/日産スタジアム

【チーム採点・寸評】
横浜 5
ミスのような形から先制点を奪われ、鹿島に引いて守られたのが痛かった。スペースを埋められ、スピード自慢の攻撃陣が封じ込まれた。

【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 5.5
1失点目はノーチャンスも2失点目は股を抜かれる悔しいもの。足もとはまずまず安定していたが……。

DF
4 畠中槙之輔 5 (32分OUT)
30分、上田に簡単に裏を取られて2点目を献上。そのシーンで上田を追いかける際、負傷してそのまま退場した。

24 岩田智輝 5
前がかりのチームにおいて、広範囲をカバー。ただ、先制点を奪われた場面は荒木のマークを簡単に外してしまう。

25 小池龍太 5
スペースを消されて効果的なオーバーラップをできず。特長の攻撃で最後まで貢献できなかった。

33 和田拓也 4.5
1失点目は畠中と被ってしまい、2失点目は軽率なパスミスで相手にカウンターを許す。攻守に精彩を欠いた。
 
MF
8 喜田拓也 5.5
中盤での守備は効いていた一方、攻撃に迫力を加える意味でもっとサイドへのサポートがほしかった。

10 マルコス・ジュニオール 5 (81分OUT)
随所に技術の高さは見せても、決定的な仕事をできず。2失点目の際、攻から守への切り替えに緩みが見られた。

14 天野 純 5.5
うまくボールを出し入れしながら機を見たスルーパスで攻撃にアクセントを加えた。ただ、前半の2本のシュートは決め切れず。
 
FW
9 レオ・セアラ 5 (58分OUT)
良質なボールが供給されずに、限られたスペースでフラストレーションを溜めるような展開。前を向いてのプレータイムは少なかった。

23 仲川輝人 4.5 (58分OUT)
DFに囲まれてスペースがない状況でも強引に仕掛ける。積極性はあったが、もっと良い判断はできたはずだ。

38 前田大然 5 (58分OUT)
対峙した常本にほぼ完ぺきに抑え込まれた印象。守備で貢献してもFWである以上、攻撃でチームの勝利に寄与したい。
 
交代出場
DF
19 實藤友紀 6 (32分IN)
畠中の負傷で急きょ出場。攻め込まれる時間が短かっただけに評価は難しいが、ビルドアップはスムーズだった。

FW
18 水沼宏太 5.5 (58分IN)
出場直後の飛び出しや高精度のキックは得点の匂いを感じさせた。ただ、得点に絡めず、チームを勝利に導けなかった。

FW 
41 杉本健勇 5 (58分IN)
ポストプレーでリズムを生み出そうとするも、鹿島DF陣にダメージは与えられず。記録上、シュートは0本に終わる。

FW
7 エウベル 5 (58分IN)
前田と同様、右SB常本のタイトな守備に苦戦。いつものようなキレは切れは感じられなかった。

MF
26 渡辺皓太 ‐ (81分IN)
最後の交代カードとして投入される。ボランチに入り、積極的にボールに絡んでリズムを生み出そうとした。

監督
ケヴィン・マスカット 5
疲労を考慮しながらメンバーを入れ替えたが、動きの重い選手は少なからずいて、出ずっぱりだったCB畠中が負傷交代。早い時間の3枚替えも奏功しなかった。
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
先制点を奪えたことで自陣にしっかりと守備ブロックを形成できた。横浜の猛攻に対しても一人ひとりが球際で戦い、勝利への執念を見せた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
7本のシュートを浴びながらクリーンシートを達成。とりわけ、59分の水沼のシュートをブロックした飛び出しは素晴らしかった。

DF
14 永戸勝也 5.5
対峙した仲川にはタイトな守備で自由を与えず。しかし、キック精度に物足りなさが残り、終盤は守備強度が落ちた。

28 町田浩樹 6.5
犬飼と連係しながら横浜をシャットアウト。つなぐところ、クリアするところの判断に迷いがなかった。

MAN OF THE MATCH
32 常本佳吾 7
勝利の立役者と言っていいだろう。スピードのある前田やエウベルに粘り強く対応すれば、逆サイドのカバーもこなした。横浜の自慢のウイングを封殺した。

39 犬飼智也 6.5
ラインを細かく調整し、90分間を通して集中力は切れず。相手に自由を与えなかった。
 
MF
11 和泉竜司 6 (73分OUT)
大きなインパクトを残せずとも、与えられたタスクを忠実にこなした印象。守備で評価したい。

13 荒木遼太郎 6.5 (64分OUT)
15分、DFのマークをうまく外して土居のクロスをヘディングで流し込んで先制点をゲット。大きな意味を持つゴールだった。

20 三竿健斗 7
試合終了までほとんどプレー強度が落ちず。粘りのある守備や球際の強さなど、相手にとって嫌な存在だった。

21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5 (90分OUT)
中盤で防波堤となれば、推進力のあるドリブルでボールを運んで上田の得点をアシスト。「7」評価にしたかったが、終盤に運動量が落ちて消える時間が長かった。
 
FW
8 土居聖真 6.5 (73分OUT)
正確なクロスで荒木の先制点をお膳立て。守備に奔走されるも、ポジティブな印象を残した。

18 上田綺世 6.5 (64分OUT)
30分、D・ピトゥカのスルーパスにうまく抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制す。シュートはその1本のみだったが、自らの誕生日に花を添えた。
 
交代出場
MF
4 レオ・シルバ 6 (64分IN)
ボランチに入ると、ベテランらしい老獪なプレーで逃げ切りに貢献。堅実に仕事をこなした。

FW
9 エヴェラウド 5.5 (64分IN)
上田に代わってCFに。守備の時間が長かっただけに、攻撃で好印象は残せなかった。

MF
17 アルトゥール・カイキ 6 (73分IN)
テクニカルなドリブルでペナルティエリア内まで進入。劣勢時にうまく時間を作った。

MF
25 遠藤 康 6 (73分IN)
決して無理な仕掛けをせずに時計の針を進めることに注力。相手にとっては厄介な存在だった。

DF
2 安西幸輝 ‐ (90分IN)
左サイドハーフとして投入される。残された時間はわずかで採点はなし。

監督
相馬直樹 7
先発、交代を含めて選手が意思統一できていたのは、指揮官の手腕に他ならない。見事、横浜相手に連勝へと導いた。


取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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