現地時間8月27日に開催されたラ・リーガ第3節で、久保建英が所属するマジョルカはホームでエスパニョールと対戦。27分に奪った1点を守り切り、昇格組対決を制している。

 このゲームで2試合連続のスタメン入りを果たした久保は、右サイドハーフでプレー。周囲を動かす的確なパスや得意のドリブルで崩しの急先鋒を担い、3本の惜しいシュートを放つなど躍動した。

 この日のエスパニョールには、東京オリンピックで銀メダルに輝いたU-24スペイン代表のメンバー2人が先発していた。右SBのオスカル・ヒルと左サイドハーフに入ったMFハビ・プアドだ。日本と対戦した東京五輪の準決勝では、前者がスタメン、後者が59分から途中出場を果たしている。

 U-24日本代表の一員として、スペインに敗れた久保にとっては、いわばリベンジを果たす機会だった。

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 右サイドでプレーした久保は、逆サイドのO・ヒルとマッチアップする機会はほとんどなかったが、プアドとは同サイドで対峙。右SBのパブロ・マッフェオとのコンビで、敵の左サイドを完全に無力化してみせた。

 スペインの全国紙『AS』も、「まったく存在感がなく、ボールにほとんど触っていなかった。クボとマッフェオに圧倒され、何の役にも立たなかった」とプアドのパフォーマンスを酷評している。

 延長戦の末にスペインに敗れた後、久保は「出すこと全部やって負けたので、涙も出てこない。上手かったし、強かった」と1‐0というスコア以上に差があったことを認めるような発言をしていた。

 それから24日後――。負けず嫌いの20歳は、スペインの銀メダリストたちに、見事な“仕返し”をしてみせたのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部