マンチェスター・ユナイテッドが、クリスチアーノ・ロナウド獲得で合意――。

 現地時間8月27日に突如発表された、C・ロナウドのレッドデビルズ復帰という衝撃のニュースは、世界中のサッカーファンを狂喜乱舞させた。ただ、興奮しているのはファンだけではない。それは内部の人間も同じだ。オレ・グンナー・スールシャール監督は『Sky Sports』の取材で、自軍のスカッドに加わるスーパースターについて、熱っぽくこう語っている。

「クリスチアーノがマンチェスター・ユナイテッドで経験した全てのストーリーに興奮しているよ。書類を整理して、すぐに(正式)発表できることを願っている。彼は勝者であり、偉大な人間だ。選手たちも興奮しているし、私もこのチームに新しい選手を加えることに興奮している。彼は全く違うものを与えてくれるんだ。我々がやっていること、構築していることに自信と信念を与えてくれる」

 C・ロナウドは、6シーズンで公式戦292試合・118ゴールを記録した古巣へは、レアル・マドリーに移籍した2009年以来12年ぶりの復帰となる。もっとも、スールシャール監督は、ただ歳を重ね帰ってくるのではなく、36歳となり、円熟味を増し、何倍にもスケールアップした状態で帰還すると捉えているようだ。
 
「私たちは彼が前回来た時よりも経験豊富な選手であることを知っている。彼は進化し、信じられないようなキャリアを持っている。彼は『年を取りすぎている』なんて話も好きなんだと思うよ。彼は自分の能力を見せ、我々をより良いチームにしてくれる」

 ライバルクラブであるマンチェスター・シティ行きが有力とも報じられていたなかで、急転直下で実現した今回のセンセーショナルな移籍。その裏では恩師アレックス・ファーガソンと、同胞ブルーノ・フェルナンデスが大きな役割を果たしたとも報じられているが、ノルウェー人指揮官は2人には言及せず、本人の意欲が最も重要な要素であると主張した。

「我々は常にクリスチアーノに注目しており、彼が移籍することになれば、興味を持つことは自然な流れだ。彼が去ったとき、もちろん我々は彼と話さなければならなかった。だけど、今シーズン、彼がユベントスを離れるとは思っていなかったよ。

 マンチェスター・ユナイテッドに関わる全ての人がこの出来事を望んでいたし、全ての人が役割を果たしていたが、1番大きかったのはクリスチアーノがここに来たかったということだ」

 気になるのは新天地デビューのタイミングだが、スールシャール監督は「彼は今後、ポルトガル代表として3試合を戦い、最後の試合は9月7日だ。その後、我々は彼をマンチェスターに戻し、できるだけ早く参加させることができる」とコメント。伝説の第2章の幕開けは着実に近付いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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