ウェールズ代表FWガレス・ベイルが自身の将来に言及した。英公共放送『BBC』が9月4日に伝えている。

 ベイルは昨シーズン、レアル・マドリーから古巣トッテナムへレンタルで8年ぶりに復帰。大きな注目を集めるも、度重なるコンディション不良で本調子とは程遠く、期待以上のパフォーマンスは披露できなかった。

 EURO開幕前には、大会後に現役を引退するのではないかとの憶測が流れ、それについて尋ねられた際には明言を避けた。また、敗退が決まった直後、ウェールズ代表としての将来について尋ねられた際も無言でその場を立ち去るなど、なにかと動向が注目を集めていた。

「僕にとっては、何も言わずに目の前の仕事に集中する方が良いんだ。前にも言ったように、僕はEUROに集中したかったし、自分のことを説明したくなかったんだ。必要だとは思わなかった。今でも必要だとは思っていない。残留するにしろ、退団するにしろ、引退するにしろ、僕が何を言おうと、それは(チームにとっては)迷惑な話で、気が散るような議論を引き起こしていたと思う」

 2006年に16歳で代表初キャップを刻み、100キャップ達成まであと3試合となった。32歳のキャプテンは大台を意識するとともに、ウェールズを1958年以来のワールドカップに導く、強い決意を示している。
 
「もちろん、ウェールズのためにワールドカップに出場したいと思っている。国にとって素晴らしい経験になると思うし、それを実現するために全力を尽くすよ。明日も重要な試合(W杯予選・ベラルーシ戦)があるし、キャップ数については、どの選手もそれを目指している。僕もあと少しなので、達成できたらうれしいね」

 2年ぶりに“白い巨人”に帰還した今シーズンは、再登板となったカルロ・アンチェロッティの下、ここまで全3試合に先発。2節のレバンテ戦ではさっそくゴールも挙げるなど、まずまずのスタートを切った。

「カルロとはいつも素晴らしい関係を築いてきたが、チームに入るためにはパフォーマンスを発揮しなければならないというのは、いつも同じだ。プレシーズンもシーズンのスタートも良かった。良いプレーをしなければならないし、認識もすぐに変わってしまう」

 ベイルは、マドリーでは4つのチャンピオンズ・リーグと2つのラ・リーガのタイトルほか、その他にも多くの名誉を手にしてきた。ウェールズの“至宝”は、残りのキャリアでもう一花咲かせることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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