[J1リーグ28節]大分2-0湘南/9月11日(土)/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
大分 6.5
最終ラインからパスをつなぐ本来のスタイルで7試合ぶりの勝利。先制した前半は相手を走らせ、後半はセカンドボールを拾えるようになると主導権を握った。試合プランを着実に遂行し、貴重な追加点で逃げ切った。

【大分|採点・寸評】 
GK
1 高木 駿 6.5
ハイボールに対して果敢に飛び出し、ビルドアップでは安定感のある足もとの技術が光った。

DF
49 刀根亮輔 6
エンリケのチャレンジに対しカバーに抜かりなく、練習から戦う準備ができていたと片野坂監督の抜擢が奏功。

14 エンリケ・トレヴィザン 6.5
ゴール前に集まるボールを跳ね返し続け、最終局面でのブロックで無失点に貢献した。

3 三竿雄斗 6
先制点を呼び込むロングフィードをゴール前に送った。守っては闘志のあるプレーで身体を張った。
 
MF
15 小出悠太 6(68分OUT)
パスミスが目立ったが、先制ゴールを決める。コンパクトに振り抜き、嬉しいJ1初ゴール。

49 羽田健人 5.5(90+2分OUT)
攻撃にほぼ絡むことはなかったが、ディフェンシブなスタイルで最低限の役割は果たした

11 下田北斗 6
前線と最終ラインをつなぐ役割を担い、バランスを保ちながら効果的なパスで攻撃を作った。

2 香川勇気 6
前半から手堅くプレー。後半は押し込まれることもあったが、71分には長いクロスで決定機を作った。
 
25 小林成豪 5.5(68分OUT)
相手に脅威となるプレーは少なかったが前線3枚の距離感を考えながらプレーした印象。

FW
16 渡邉新太 6.5(90+2分OUT)
身体がキレていた。前線からボールを追い回し、ボールを奪い切るアグレッシブなプレーが全面に出ていた。

20 長沢 駿 6(79分OUT)
シンプルに前線にパスが送られるなか、泥臭く身体を張り、献身的なプレーを続けた。
 
交代出場
MF
39 増山朝陽 5.5(68分IN)
前線からの守備のタスクを全うした。攻撃面では目立った活躍はなかった。

FW
18 藤本一輝  6(68分IN)
交代直後は右のウイングバック、途中からシャドーでプレー。1対1になれば仕掛ける姿勢を見せた。

MAN OF THE MATCH
FW
13 伊佐耕平 6.5(79分IN)
諦めない姿勢が得点につながった。2人のDFを振り抜き、勝利を決定づける貴重な追加点を奪った。

MF
28 野嶽惇也 ―(90+2分IN、90+6分OUT)
ハイボールの競り合いで接触、脳震盪による交代でわずか6分でピッチを出た。

MF
6 小林裕紀 ―(90+2分IN)
長かったアディショナルタイムでゲームをコントロールした。

MF
8 町田也真人 ―(90+2分IN)
脳震とうの野嶽惇也に代わり、急遽ピッチに入った。

監督
片野坂知宏 6
連敗中のチームに戦う姿勢を求め、練習中から気概を見せた選手を起用。先発6人を入れ替える選考が勝利を呼び込んだ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
【チーム採点・寸評】
湘南 6
監督交代した最初の試合。これまでのスタイルを踏襲し、攻守の切り替えとプレスの強度を強調したが、ゴールは遠かった。

【湘南|採点・寸評】 
GK 
1 谷 晃生 5.5
最初の失点はDFに当たってコースが変わる不運も。股を撃ち抜かれて2失点。

DF
3 石原広教 6
球際で粘り強さを見せ、マークの受け渡しも問題はなかった。

22 大岩一貴  5.5
長沢に対しては手堅い守備を見せたが、追加点の場面では伊佐に振り切られ、ボールに触れることもできなかった。

2 杉岡大暉  5.5
効果的なくさびのボールを前線に送り続けたが、最初の失点の場面ではクリアが小さかった。
 
MF
5 古林将太 5.5(64分OUT)
21分、24分と立て続けにペナルティエリア内に侵入し決定機を作ったが得点にはつながらなかった。

32 田中 聡 6
前半は特にセカンドボールの回収率が高く、長い時間帯で主導権を握ることができた。

42 高橋 諒 5.5(74分OUT)
後ろのスペースを狙われ、対面の選手に突破を許す場面が散見した。
 
14 茨田陽生 6(74分OUT)
2トップとシャドーを組む山田との連係で中央から崩し、攻撃に迫力をもたらした。

10 山田直輝 5.5(57分OUT)
積極的にシュートを狙った。15分の決定機は相手DFに当たり得点には至らなかった。

FW
9 ウェリントン 5.5(64分OUT)
エンリケと激しいバトルとなったが、ターゲットとなり制空権を握ることはできた。

11 タリク 6
くさびのパスを素早くはたき、常に起点となった。24分のパスで崩したフィニッシュは決めたかった。
 
交代出場
FW
27 池田昌生 5.5(57分IN)
ゴールに近い位置にいたが見せ場を作れずに終わった。

DF
6 岡本拓也 6(64分IN)
高い位置でプレーし、対面する選手を最終ラインに追い込んだ。

FW 
17 大橋祐紀 5.5(64分IN)
2トップに入ったがウエリントンほどの脅威を与えることはできなかった。

DF
8 大野和成 5.5(74分IN)
ボール処理の判断が悪く、追加点の場面では寄せが甘く伊佐に振り切られた。

FW
39 ウェリントン・ジュニオール 5.5(74分IN)
フィジカルを前面に活かし、コンタクトプレーを続けたが警告をもらうなど空回りした。

監督
山口 智  5.5
監督デビュー戦は黒星となったが、「やりたいことが先でなく、やるべきことを思いだそう」と徹底した球際や攻守で上回る頻度は多かった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 

取材・文●柚野真也(フリーライター)