J2リーグは9月12日、第29節の2試合を各地で開催。

 正田醤油スタジアム群馬で行なわれた群馬対甲府の一戦は3-0で後者が完勝した。

 下位脱出を図る16位の群馬と上位追走に勝点が必要な6位の甲府の対戦は、開始6分にアウェーの甲府が先制。CKでニアサイドに飛び込んだDF浦上仁騎がヘディングでたたき込む。後半立ち上がりにも甲府が加点。山田陸の右サイドへの展開から始まった攻撃は、須貝英大、ウィリアン・リラと渡り、最後は荒木翔が左足を振りぬきネットを揺らす。さらに甲府は相手陣内に押し込む時間を増やすと、66分にウィリアン・リラにもゴールが生まれ、3-0で勝利を収めた。

 甲府は勝点51とし、5位に浮上。3位新潟から6位琉球まで同じ勝点51で4チームがひしめいている。敗れた群馬は同29は変わらず、16位となっている。

 ニンジニアスタジアムで行なわれた愛媛対大宮の一戦は、3-3で両者痛み分けのドロー決着。

 勝点25で22位の愛媛と同26で19位の大宮。ともに降格圏に沈んでいる両チームの対戦は、どちらも譲れないシーソーゲームとなった。先手を奪ったのは大宮。6分に奥抜侃志のヘディングシュートで先制する。その後も攻勢を強める大宮だったが、前半終了前に愛媛が立て続けに得点する。38分にロングボールから最後は藤本佳希が頭で合わせ同点とすると、42分にCKから西岡大志が絶妙なタッチでコースを変え、愛媛が逆転に成功する。

 後半も先に得点したのは大宮だった。奥抜がドリブルで仕掛けクロスボールを供給。これが相手DFのオウンゴールを誘発し、大宮が58分に2-2の同点とする。しかし4分後に愛媛が再び突き放す。カウンターから最後は石井快征が決め3-2とする。大宮もその4分後にゴールを奪う。CKから高い打点のヘディングで河田篤秀が叩き込み66分にゲームを振り出しに戻す。河田はこれで3戦連続のゴールを記録した。

 その後も両チームとも相手ゴールに迫るオープンな展開から勝点3を目指すが、決定打を奪えず勝点1を分け合った。大宮は勝点27で金沢と並び、得失点差で降格圏脱出となる18位に浮上。愛媛は同26とし、21位となっている。
 
 J2リーグ29節の結果は以下の通り。

【9月12日開催】
群馬0-3甲府
愛媛3-3大宮

【9月11日開催】
水戸0-3秋田
千葉1-3磐田
東京V2-0松本
新潟1-2山形
京都2-1琉球
岡山0-1栃木
山口0-1町田
北九州1-0金沢
長崎0-0相模原

構成●サッカーダイジェストWeb編集部