今夏に横浜F・マリノスで指揮を執っていたアンジェ・ポステコグルー監督を招聘し、ヴィッセル神戸から古橋亨梧を獲得したスコットランドの名門セルティック。かつてないほどの「最悪なスタートを切った」と英公共放送『BBC』が報じている。

 昨シーズンに10連覇を宿敵レンジャーズに阻まれたセルティックには、王座奪回のタスクを課せられている。しかし、週末のリビングストン戦に0-1で敗れ、リーグ戦6試合を終えて3勝3敗、6位と苦しんでいる。

『BBC』によれば、この低迷は1998-99シーズン以来、23年ぶりの「最悪なスタート」だという。おまけに2月14日以来、7か月間も国内のアウェー戦で勝利がなく、今シーズンは公式戦7戦6敗という内弁慶ぶりだ。

 また、昨シーズンのセルティックは、リーグ戦で5敗(うち3敗はレンジャース)を喫したが、今シーズンは早くも3敗している。

 こうした現状に、リビングストンの監督も務めた元スコットランド代表のゲイリー・ホルトは出演した番組『Sportsound』内で「信じられない事態だ」と驚きを露わにした。

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「彼らのプレーにはこれまでとても感銘を受けているんだ。なのに、アウェーで勝てないというメンタリティが植え付けられているのか? ただ、(リビングストン側から見ると)正直、今日はキョウゴがいなくて助かった。彼は積極的なランを繰り返してDFを揺さぶるので、簡単な選手ではない。だが、今日の前線に脅威は感じなかったね。得点のにおいはしなかった」

 また、同じく出演していたセルティックOBのパット・ボナーは、「確かにキョウゴがいたら結果は変わっていた」と不在を嘆きつつも、後輩たちの戦いぶりに「深刻な状態だ」と苦言を呈している。

「ポゼッションが良くても、ゴールが生まれなければ意味がない。ピッチに立つ選手たちは、キョウゴを頼りすぎているんじゃないか? 彼がいなくても、シーズン当初はゴールも生まれていた。今日のチームは成長が感じられなかった。キョウゴはとても重要な存在だが、ひとりの選手に頼り切るのは良くない。周囲の選手もステップアップしなければならない」

 古橋は9月7日に行なわれた日本代表の中国戦で負傷し、1か月の離脱が見込まれている。加入後、公式戦9試合で7得点とゴールを量産したストライカーの離脱が、痛手となっているのは明らかだ。

 今後、セルティックはリーグカップのレイス・ローバー戦(23日)、リーグ戦のダンディー戦(26日)、ヨーロッパリーグのレバークーゼン戦(30日)と3試合連続でホームの試合が行なわれる。

 古橋の復帰はいつになるのか。現地のファンやOBもその時を待っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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