セリエA4節終了時点で首位に立ったのが、唯一4戦全勝と好スタートを切ったナポリ。そんなチームのビッグサプライズとなっているのが、今夏にフルアム(イングランド2部)からレンタルで加入したカメルーン代表MFのアンドレ・アンギサだ。

 夏の移籍市場の最終日に加入したセントラルMF/インサイドハーフのアンギサは、新天地での初戦となった3節のユベントス戦に出場すると、フィジカルと走力を活かした守備とシンプルなパス、運ぶドリブル、前線への飛び出しなどで2‐1の勝利に大きく貢献。

 その後のレスター戦(ヨーロッパリーグ。2-2のドロー)、4節のウディネーゼ戦(4-0で勝利)にも先発出場と、ルチャーノ・スパレッティ監督の信頼を短期間で勝ち取っている。

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 スパレッティ監督は4-2-3-1の守備的MFとしても、4-3-3のインサイドハーフでのプレーできるアンギサについて、「重要な選手だ。ナポリに来てくれて満足している。彼はチームに欠けていた資質を備えている」と絶賛している。

 また、『Radio Kiss Kiss Napoli』の取材に応じたカメルーン代表のトニ・コンセイソン監督は「肉体的な強さもあるし、戦術的な柔軟性も持っている。ボールを奪い返す能力に長けているうえ、アシストにゴールと攻撃面でも力を発揮できる」と愛弟子の能力を説明。「さらに順応していけば、もっとナポリに貢献できるだろう」と太鼓判を押している。

 もはやナポリの中盤に欠かせない存在となったアンギサ。現在はレンタル中の身だが、ナポリは完全移籍で獲得しようと、1500万ユーロ(約19億5000万円)の買取オプションを行使するためフルアムと交渉を行なっている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部