現地時間9月22日に行なわれたラ・リーガ第6節のレアル・マドリー戦で、久保建英が所属するマジョルカは1‐6の大敗を喫した。

 そのマドリーからレンタル中の久保は、5試合連続のスタメン出場。同じく新戦力の韓国代表MFイ・ガンインが初先発でトップ下に入ったため、4‐2‐3‐1の右サイドハーフでプレーした。

 これまでアスレティック・ビルバオ戦の5分しか共演がなかった“日韓の至宝コンビ”に注目が集まるなか、強烈なインパクトを残したのはイ・ガンインのほうだった。

 マドリーに2点目を許した直後の25分、久保が入れた縦パスからCFマシュー・ホッペが落としたボールを収めると、ドリブルで中央突破を図り、得意の左足を一閃。敵守護神ティボー・クルトワの牙城を破る圧巻のゴラッソを叩き込んでみせた。

 一方の久保は、開始5分に左SBブライアン・オリバンからサイドチェンジのパスを受け、トラップの瞬間に対峙した敵DFミゲル・グティエレスをかわして、そのままドリブルで持ち込んで左足のシュート。しかし、枠に収めることはできなかった。
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 韓国のメディアも、この2人のパフォーマンスに注目している。『Sportal Korea』は、「評価がはっきりと分かれた」と題した記事を掲載。移籍後初ゴールを決めたレフティについて、次のように称賛した。

「1‐6で負けたマジョルカでは、イ・ガンイン一人が輝いた。前節のビジャレアル戦では後半45分にクボと交代で投入されるという物足りない結果だったが、すぐに低評価を覆す活躍を見せた。マドリーのDF 2〜3人に囲まれた状況でも、ドリブルでプレッシャーを跳ね除けた個人技と強烈なシュートは秀逸だった」

 さらに同メディアは、データサイト『Whoscored.com』のレーティングを紹介。「イ・ガンインの活躍は評価によく表われている。チーム内最高で唯一の7点台の7.8点の評価が与えられた。逆に期待を集めたクボは後半開始とともに交代し、5.9点という物足りない結果だった」と綴っている。

 また、『InterFootball』も、「イ・ガンインはマドリーのカマビンカ、バルベルデという中盤に全くひるまずに、自分の長所を遺憾なく発揮した。強豪を相手に存在感を見せ、なぜ自分がスタメンで出るべきかを証明した」と激賞。日本の至宝については、「前半にシュート2回を記録しただけで、何のチャンスも創出していなかった」と手厳しかった。

 膝の故障により、ハーフタイムで交代した久保は、しばしの戦線離脱が決定した。その間に、マジョルカの攻撃のタクトを振るうのは、間違いなくこのイ・ガンインになるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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