Jリーグは9月25日、J1第30節の4試合を各地で開催。味の素スタジアムで行なわれたFC東京と浦和の一戦は、2-1でアウェーの後者が逆転勝利を収めた。

 8位のFC東京と6位の浦和、ACL圏内を争う上位対決となった。

 水曜日に名古屋戦(1-1)を行ない、中2日でこのゲームを迎えたホームのFC東京は、5選手を変更。前の試合で負傷交代していた小川諒也と、“肘打ち”でレッドカードを受けたレアンドロがベンチ外に、東慶悟、アダイウトン、ディエゴ・オリヴェイラがベンチスタート。代わって鈴木準弥、田川亨介、高萩洋次郎、渡邊凌磨、永井謙佑が入った。

 前節から中6日の浦和は2-0で勝利したC大阪戦と同じメンバーを送り出した。

 試合はFC東京が電光石火の一撃を見舞う。森重真人のロングフィードに反応した田川が、日本代表DF酒井宏樹のマークを完璧に振り切り、ボールを収める。GKを冷静に見て左足をコンパクトに振り抜き、ネットを揺らした。開始36秒のゴールでFC東京が先制に成功する。

【動画】「最高すぎる!」FC東京、田川亨介の開始36秒先制弾!

 その後は浦和にボールを保持されるが、カウンターからチャンスを創出。33分のCKや、36分のFKからジョアン・オマリが決定機を迎えるが枠をとらえることができない。
 
 ゲームを作り続けていた浦和に、前半のアディショナルタイムに同点弾が生まれる。江坂任から始まったパスワークで右サイドを攻略すると、最後は平野佑一のスルーパスに反応した酒井宏樹がペナルティエリア内右からシュートを流し込む。一度は副審の旗が上がるものの、VARチェックの末ゴールが認められた。酒井はJリーグ復帰7試合目で今季初ゴールを記録した。

 ホームのFC東京は後半に東、D・オリヴェイラを投入。続けてアダイウトンを送り出し勝点3を目指す。一方の浦和もキャスパー・ユンカーに逆転を託す。

 次の1点を奪ったのは浦和だった。66分にFC東京の足が止まった一瞬の隙を突いて関根貴大がバイタルエリアから強烈なミドルシュートを放つ。これはクロスバーに嫌われるものの、ペナルティエリア内でこぼれ球に反応した江坂が落ち着いて流し込み浦和が逆転に成功する。

 78分にはアダイウトンと交錯した酒井が西大伍と交代。西はJ1通算350試合出場を達成した。終盤には槙野智章らを投入し、相手のパワープレーに対応した浦和が、リードを保ったままゲームを終わらせた。

 この結果、FC東京は勝点46と変わらず、3連勝、引き分けを挟んで7戦負けなし(6勝1分)の浦和は同54に伸ばし、3位神戸、4位名古屋と勝点で並ぶ暫定5位に浮上した。

 次節はそれぞれアウェー戦。FC東京は川崎と、浦和は神戸と激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部