[J1リーグ30節]FC東京1-2浦和/9月25日(土)/味の素スタジアム

 森重真人のロングボールから酒井宏樹がマークを完璧に振り切られ、開始36秒でFC東京の田川亨介に決められる。浦和はアウェーでビハインドを背負う苦しいスタートとなった。

 しかし、前半終了間際に巧みなパス交換から同点弾を決めたのが酒井だった。

 試合後に得点シーンを振り返った酒井は、「最後のところで(平野)佑一がしっかりと見てくれたので、もう股しか見ていなかった。それしか決める自信がなかったので」と謙遜する。

 続けて「前の試合だったり、その前の試合だったり、チャンスはいっぱいあったが結果に結びつかなかった。こういうふうに結果が出てよかったです。ただ、ディフェンダーとしてはやっぱり、1失点目というのは気になるところで、あってはならないもの。完全に自分の責任ですし、チームのプランニングを崩してしまったというのもある。そういう意味では前半のうちに1-1に戻せたというのは良かったですし、仲間に感謝したいです」と喜びを語った。

 後半に江坂任のゴールも生まれ、逆転した浦和は、これでリーグ戦3連勝。鹿島(240勝)、横浜(225勝)に続きJ1史上3チーム目のアウェー通算200勝を達成した。

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 また、酒井が加入後初出場した8月14日の24節・鳥栖戦以来7戦負けなし。引き分けを挟んで2度の3連勝を記録するなどチーム状況は上向きだ。

「出た試合はすべて勝ちたいですし、結果が出ているということは非常に嬉しいです。ただ、僕ひとりで何もできることはないので、そこは仲間を信じて、仲間に信じてもらってやり続けるしかない。上を目指してやっていきたいです」(酒井)

 浦和はこれで暫定ながら3位神戸、4位名古屋と勝点54で並ぶ5位に浮上。ACL出場権獲得へ確かな歩みを進めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部