[J1第30節]福岡3-0鳥栖/9月25日/ベスト電器スタジアム

【チーム採点・寸評】
福岡 6.5
ボール支配率は鳥栖に譲ったが、堅守をベースにしてハイラインを敷く鳥栖の背後をカウンターで突く戦い方は狙い通り。局面のバトルでも鳥栖を上回った。持ち味を存分に発揮しての完勝は評価に値する。

【福岡|採点・寸評】
GK
31 村上昌謙 6.5
鳥栖の決定機にファインセーブを連発してゴールを死守。「村神さま」と呼ばれるにふさわしい存在感。

DF
3 エミル・サロモンソン 6(84分OUT)
高い位置を取るサイドの選手に対して、堅守を見せて対抗。サイド突破を許さず完封勝利に貢献した。

DF
5 宮 大樹 6.5
ハイボールへの強さを思う存分に発揮。最終ラインの壁にふさわしいプレーで古巣相手に存在感を見せた。
 
DF
13 志知孝明 6.5
素早い切り替えで攻守に貢献。守っては左サイドの突破を許さず。攻めては先制点の起点になる働きも。

DF
39 奈良竜樹 6.5
押し込まれる時間は長かったがチームの守備をオーガナイズして無失点。局面での強さも見せて完封勝利に貢献。

MF
6 前 寛之 6.5
ピンチの芽を確実に摘むプレーはさすがの一言。山岸へのフィードで勝利の確率を高める2点目をアシスト。

MF
7 重廣卓也 6
走行距離は両チームを通じて最多。中盤の守備に貢献するとともに鳥栖を突き放す3点目をアシスト。

【ハイライト動画】フアンマ! 山岸! 渡! 福岡が鳥栖との九州ダービーで3発完勝!
 
MF
8 杉本太郎 6(84分OUT)
独特なリズムと高い技術を発揮して攻守にわたってアクセントになる。志知との連係で左サイドの突破を許さず。

MF
37 金森健志 6.5(75分OUT)
26回のスプリントは両チームを通して最多。ハードワークに徹して攻守にわたってチームを支える。

MAN OF THE MATCH
FW
9 フアンマ・デルガド 7(70分OUT)
前線でプレッシャーをかけ続けて鳥栖のリズムに制限を加え、流れを大きく引き寄せる先制点をゲット。

FW
11 山岸祐也 6.5(84分OUT)
鳥栖を突き放す2点目をゲット。前線での守備はもちろん、攻守の切り替えの起点となってリズムを作った。
 
途中出場
FW
17 渡 大生 6.5(70分IN)
全力でボールを追い続けるのは渡の真骨頂。アディショナルタイムのゴールで鳥栖に引導を渡す。

MF
19 田邉草民 6(75分IN)
金森に代わって右サイドでプレー。センスを感じさせるプレーで右サイドの突破を許さなかった。

DF
2 湯澤聖人 ―(84分IN)
持ち味の守備の強さを余すことなく発揮。終盤でのプレーながら縦に駆け上がって攻め続ける姿勢も見せた。

MF
14 ジョルディ・クルークス ―(84分IN)
プレー時間が短く本来の攻撃的なプレーを見せることは少なかったが、3点目の起点になる。

FW
30 ジョン・マリ ―(84分IN)
得点こそ生まれなかったがテクニックを駆使して何度もゴール前に迫り、危険な存在であり続けた。

監督
長谷部茂利 6.5
終盤に追いつかれた前節・湘南戦から見事に修正。リードを得ながらも最後までゴールを狙いに行く采配がズバリとはまる。
 
[J1第30節]福岡3-0鳥栖/9月25日/ベスト電器スタジアム

【チーム採点・寸評】
鳥栖 5
立ち上がりこそボールを握って福岡陣内に攻め込んだが、先制されてからはボールを持っても効果的な攻撃を繰り出すことができず。リスク管理も甘く、背後のスペースを使われて3失点。完敗だった。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 5.5
失点シーンはいずれもGKにはノーチャンスだったが、結果として3失点では評価することはできない。

DF
37 小泉 慶 5.5(70分OUT)
高い位置を取り続けたが右サイドから効果的な突破は少なく、逆に背後を突かれるシーンもあった。

DF
20 ファン・ソッコ 5(HT OUT)
守備の強さを発揮しビルドアップの起点にもなっていたが、失点シーンの守備はいただけなかった。
 
DF
3 エドゥアルド 5
序盤こそ安定した守備を見せていたものの、先制点を失ってからはリスク管理を欠いて失点を止められず。

DF
31 大畑歩夢 6(87分OUT)
低い位置から高い位置まで豊富な運動量を活かしてプレー。スプリント回数はチーム最多の22回。

MF
13 白崎凌兵 5
序盤に決定機を演出したが、以降は存在感を示せず。攻撃面で機能していたとは言い難い。

MF
10 樋口雄太 6
中盤の底で守備に貢献するとともに、リズムを生み出すべくボールを引き出して配給した。
 
MF
44 仙頭啓矢 5
守りを固める福岡に対して効果的なプレーができず。後半は低い位置に留まることが多く精彩を欠いた。

MF
7 中野嘉大 5
2列目に構え攻撃の活性化が期待されていたが違いを見せることができず。攻撃のリズムを作れなかった。

MF
22 小屋松知哉 5.5(70分OUT)
トップ下で積極的にプレーに絡み、福岡の守備陣をこじ開けようと試みたが効果的なプレーが少なかった。

FW
9 山下敬大 6(60分OUT)
途中交代となったが、前半は決定的なシュートを放つなど前線で危険な存在であり続けた。
 
途中出場
MF
4 島川俊郎 5.5(HT IN)
守備面で大きな問題は感じられなかったが、ビルドアップの起点という意味では物足りなさが残った。

MF
15 酒井宣福 5.5(60分IN)
山下に代わってトップの位置でプレー。シュートを2本放ったが決めきることができなかった。

MF
24 飯野七聖 5(70分IN)
高い位置から積極的に仕掛ける姿勢は見せたが、サイドを突破することができず福岡を慌てさせられなかった。

FW
29 岩崎悠人 5(70分IN)
2トップの一角としてのプレーもボールをほとんど受けることができず、期待に応えられなかった。

DF
47 中野伸哉 ―(87分IN)
プレー時間が短く評価に値するようなプレーは見られなかった。

監督
金 明輝 5
シンプルに背後にボールを集める福岡の術中にはまる。選手交代もむしろリズムが悪くなった印象がある。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●中倉一志