冨安健洋が去ったことで、サンプドリアに所属する吉田麻也は、現在セリエAで戦う唯一の日本人選手となった。日本代表のキャプテンは、そのイタリアでの3シーズン目で好発進している。

 第6節まで消化したセリエAで、サンプドリアは1勝2分け3敗の5ポイントにとどまっている。だが、開幕戦でミラン、第3節でインテル、第5節でナポリ、第6節でユベントスと、強豪との対戦が相次いだ。この4試合で1分け3敗だったが、評価は決して悪くない。

 そして、吉田自身は開幕から安定したパフォーマンスを披露。さらに、インテル戦でチームの今シーズン初得点を挙げると、前節のユベントス戦で今季2点目をマークした。昨シーズンはリーグ戦出場32試合で1得点。早くもイタリアでの自己ベストを更新している。

 本人も思うところがあるのだろうか。9月30日、吉田はインスタグラムのストーリーで、ユベントス戦のヘディングシュートの画像を投稿した。

【動画】「FWのよう」とイタリアメディアが称賛!吉田がユベントスから決めた渾身のヘッド弾
 専門サイト『Sampdoria News』は、吉田の投稿を伝える記事で、日本代表主将を「この序盤戦で最もポジティブなサンプドリア選手のひとりであることは疑いない」と紹介している。

「マークのスキルに加え、インテル戦やユベントス戦のような重要なゴールも決め、良いレベルだった昨シーズンに続き、オマール・コリーとのコンビで見事なパフォーマンスを続けている」

 33歳になった吉田がイタリアの地で向上を続けているのは、日々の鍛錬の賜物だ。専門サイト『SAMP NEWS 24』は、カタール・ワールドカップ(W杯)への思いもあるのだろうと伝えた。

 吉田を「セリエAのラストサムライ」と評した同サイトは、「今シーズンはヨシダにとって非常に重要だ」と報じている。

「彼はカタールW杯出場のために重要なシーズンと考えている。日本にとって歴史的な目標で、ヨシダにとってベルギー戦敗退の悪夢を経て、ベスト8を目指す大会だ」

円熟の域に達し、見事なリーダーシップを発揮している吉田の今後に期待する声は大きい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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