[J1リーグ31節]福岡1-2清水/10月2日(土)/ベスト電器スタジアム

【チーム採点・寸評】
福岡 5.5
清水の前線からのプレッシャーを受け、リズムを崩されて自分たちらしさを表現できないまま、あっけなく2失点。終盤の選手交代で反撃の姿勢を見せたが、試合全体を通してみれば消化不良の内容に終わった。

【福岡|採点・寸評】 
GK
31 村上昌謙 5.5
2失点を喫した。とくに大きな問題はなかったが、どこか不安定なチームの守備をオーガナイズできなかった。

DF
3 エミル・サロモンソン 5.5(76分OUT)
3試合ぶりの先発出場。守備面では無難なプレーも、攻撃面でチームを活性化することができず。76分で退いた。

13 志知孝明 6
チームがリズムを刻めないなかで、積極的に駆け上がって攻撃的な姿勢を見せた。ジョン・マリの得点をアシストした。

33 ドウグラス・グローリ 5.5
対人と空中戦の強さは相変わらず。守備で大きなミスはなかったが、細部にちぐはぐな面も見られた。

39 奈良竜樹 5.5
パフォーマンスが悪かったわけではないが、2失点では評価できず。連携面ではコミュニケーション不足も垣間見えた。
 
MF
6 前 寛之 5.5
ボールを取り切れずにピンチを招くシーンも。相手のプレッシャーを前にパスミスも目立ち、リズムを作れなかった。

7 重廣卓也 5(62分OUT)
攻守ともに気持ちは感じられたが、空回り気味だったことは否めず。大事なところでのボールロストも目に付いた。

8 杉本太郎 6
左サイドに止まらず、中盤で広く動いて攻守にわたりアクセントをつけた。序盤には決定的なシュートも放った。
 
MF
37 金森健志 5.5(62分OUT)
いつものようにハードワークに徹していたが、攻撃の起点になれず、右サイドの主導権を握れなかった。

FW
11 山岸祐也 5.5(62分OUT)
相手の厳しいマークに遭って、攻撃の起点になれずにシュートもわずか1本のみ。ボールを失う場面も多かった。

27 ブルーノ・メンデス 5(HT OUT)
10試合ぶりの先発復帰も、まったく何もできずに存在感を示せなかった。前半だけでピッチを退いた。
 
交代出場
FW
17 渡 大生 6(HT IN)
ボールを引き出してチャンスを作り、チームにリズムを与えたほか、前への推進力を活かしてシュート5本を放つ。

MF
14 ジョルディ・クルークス 6(62分IN)
左サイドから積極的に仕掛けて攻撃に推進力をもたらす。鋭いクロスボールで決定的なシーンも演出した。

MF
19 田邉草民 6(62分IN)
75分のヘディングシュートは決めたかった。ただ、中盤で守備に貢献しただけではなく、広く動いて攻撃を組み立てた。

FW
30 ジョン・マリ 6(62分IN)
何度もゴールに迫り、清水の守備陣を慌てさせた。81分には反撃の狼煙となるゴールを決める。

DF
2 湯澤聖人 ―(76分IN)
プレー時間は短かったが、守備の強さと豊富な運動量を武器に右サイドの主導権を奪い返した。

監督
長谷部茂利 5.5
62分の3枚替えで主導権を奪回し、清水をあと一歩のところまで追い込んだが、「らしさ」を発揮できないチームに勝点は与えられなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【動画】チアゴ・サンタナの今季11ゴール目! 清水が残留へ向け貴重な先制弾
 
【チーム採点・寸評】
清水 6.5
前から激しくボールを追って福岡のリズムを奪い、高い守備意識を発揮して、局面の争いでもアビスパを上回った。サッカーのベース部分で互角以上の戦いができたことが勝因。アウェーで貴重な勝利を得た。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 6.5
終盤に1点を失ったが、ファインセーブも含め、90分間にわたって安定した守備を披露した。

DF
4 原 輝綺 6(87分OUT)
終盤に右サイドから崩されたものの、試合を通しての守備意識は高く、福岡にチャンスを与えなかった。

5 ヴァウド 6.5
最終ラインを的確にコントロールし、相手2トップに仕事をさせなかった。終盤は押し込まれたが、1失点で耐え切った。

38 井林 章 6.5
押し込まれる展開もあったなか、安定したプレーでチームを支えた。福岡に前線で起点を作らせず、攻撃で自由を与えなかった。

7 片山瑛一 6
試合終盤こそ、対峙するクルークスや湯澤を前に守勢に回ったが、それまでは左サイドで主導権を渡さなかった。
 
MF
33 松岡大起 6
攻撃面では物足りなさも残るが、球際でのアグレッシブなプレーでピンチの芽を摘んだ。

3 ホナウド 6.5(87分OUT)
中盤の守備の要。豊富な運動量と的確なポジショニング、球際の強さを発揮して危険なシーンを未然に防いだ。

16 西澤健太 6.5(87分OUT)
2トップと連携した前線からの守備で、福岡を前進させなかった。勝利を引き寄せる2点目のアシストは見事だ。
 
MF
MAN OF THE MATCH
10 カルリーニョス・ジュニオ 6.5(72分OUT)
福岡が態勢を立て直そうと臨んだ後半開始早々に決勝ゴールをゲット。勢いよくゴール前に走り込み、西澤からのクロスに右足で合わせて勝利を大きく引き寄せた。

FW
24 藤本憲明 6.5(62分OUT)
前線での献身的な守備が際立つ。今回の勝利は彼の献身性があったからこそだ。貴重な先制点にも絡んだ。

9 チアゴ・サンタナ 6.5
勝負の行方を左右する貴重な先制点を決める。その後も最後まで前線で守備に走り、全力を尽くした。
 
交代出場
FW
19 ディサロ燦シルヴァーノ 6(62分IN)
負傷した西澤に代わって、2トップの一角としてプレー。シュートは1本に終わったが、前線からの守備で存在感を示した。

MF
23 鈴木唯人 5.5(72分IN)
出場直後にチャンスを演出するも、対峙するクルークスにサイドの主導権を奪われ、守勢に回った。

DF
21 奥井 諒 ―(87分IN)
システムを5バックに変えた右ウイングバックに入る。逃げ切るという監督の意図を理解して守備で勝利に貢献した。

DF
50 鈴木義宜 ―(87分IN)
5バックに変更した最終ラインでプレー。パワープレー気味できた福岡の攻撃を最後まで凌いだ。

MF
6 竹内 涼 ―(87分IN)
怪我のホナウドに代わってピッチへ。ときに最終ラインに入り、ボールを前へ持ち出してラインを上げるなど、逃げ切りに貢献した。

監督
ロティ―ナ 6.5
高い位置からのプレスで、福岡の特長を消すことに成功。終盤は押し込まれる展開が続いたが、最後は5バックにして逃げ切り貴重な勝点3を手にした。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●中倉一志

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