[J1リーグ31節]徳島3-0鳥栖/10月3日(日)/鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

【チーム採点・寸評】
徳島 7.5
守備への意識が高く、ボールを支配され続けるも組織的なディフェンスで完封。攻撃面はエース垣田に24試合ぶりのゴール、バケンガが移籍後初得点。今季最高の出来とも言える充実したゲームで完勝した。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 6.5
31分、仙頭のスルーパスに飛び出した大畑のクロスに鋭い反応を見せて好セーブ。好判断で鳥栖をシャットアウトした。

DF
15 岸本武流 6
鳥栖にゲームを支配されるなか、岸本らしいオーバーラップは鳴りを潜めるが、ディフェンス面で勝利に貢献した。

14 カカ 6.5
石井と共に、鳥栖の前に立ちはだかった。空中戦を制して2試合連続のクリーンシートに大きく貢献した。
 
5 石井秀典 6.5(81分OUT)
前節の値千金のゴールが記憶に新しいが、この日は守備面で貢献。自陣でのクリアボールを味方へ繋げ、地味ではあるがベテランらしい効果的な働きを見せた。

4 ジエゴ 6
5試合ぶりのスタメン。11分、岩尾のコーナーキックに頭でジャストミート。正面でGK朴にキャッチされるが、攻撃参加でも多大な貢献。

MF
23 鈴木徳真 6.5
鳥栖にゲームを支配されつつも、FWへの縦パスの意識が高く、その精度も高かった。垣田へ絶妙なスルーパスを供給し、先制点をアシストした。

8 岩尾 憲 6(81分OUT)
守備的なポジションでのプレーが多かったが、鳥栖に決定機を作らせなかった。プレースキッカーとしても相手の脅威となった。
 
24 西谷和希 6.5
左サイドでの仕掛け、押し込まれた際のディフェンスと、攻守に大きく貢献。41分には、垣田に絶妙のスルーパスを供給して2点目をアシストした。

37 浜下 瑛 6(81分OUT)
右サイドで多くボールに絡んでいた。こぼれ球にシュートを放つなど、ゴールへの意識も高いところを見せていた。

FW
19 垣田裕暉 7.5(70分OUT)
15分、鈴木徳真のスルーパスに素早く反応し、24試合ぶりのゴールで先制。41分には、左サイドの西谷からの縦パスに飛び出し、GKをもかわして技ありの2点目を叩き込んだ。中盤との連携がスムーズで、チーム全体に好影響を与えた。フィニッシャーとしても結果を残し、間違いなくこの試合のMOMだ。

17 ムシャガ・バケンガ 7(62分OUT)
高い位置でのディフェンスを献身的に行い、鳥栖のカウンターを未然に防いだ。60分には、その前線でのプレスがGKのミスを誘い、こぼれたボールを冷静に枠へ蹴り込んで来日初ゴールを決めた。
 
交代出場
MF
7 小西雄大 6(62分IN)
バケンガに代わってトップ下に布陣。86分、左サイドでボールを受け、ペナルティエリア中央へドリブルで侵入するもDFに防がれる。得点にはつながらなかったが、ゴールへの意識は高かった。

FW
17 一美和成 6(70分IN)
90+3分、鈴木徳真からのスルーパスにキーパーの前に飛び出してシュートを放つが、枠を捉えられなかった。

DF
3 ドゥシャン ―(81分IN)
最終ラインを上手く統率し、身体を張ったディフェンスで失点を許さなかった。

MF
33 藤原志龍 ―(81分IN)
ドリブルで仕掛けていく“らしい”プレーが多くみられ、前線へのラストパスの精度も高かった。

MF
13 藤田譲瑠チマ ―(81分IN)
押し込まれた終盤、ボールを奪った後に精度の高いパスを供給し続けチームを助けた。

監督
ダニエル・ポヤトス 7
柔軟さを発揮しここ数試合、FWを2トップにして結果を出している。本節も垣田とバケンガの起用が見事的中し、降格圏脱出に成功した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【動画】垣田が2発!バケンガが来日初ゴール!徳島対鳥栖のハイライトをチェック!
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5
前節と同じスコアでの完敗。徳島のお株を奪うポゼッションを記録するも、ボールを持たされて動かされていた感が否めない。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 4.5
徳島のカウンターに対して前に出る場面が多かったが、1対1で防げなかった。2失点目、3失点目はその勇敢さが裏目に出てしまった。

DF
4 島川俊郎 5
長い時間ボールを支配するも、決定的なパスを供給することはできなかった。

3 エドゥアルド 5(HT OUT)
13分、岩崎へ精度の高いロングパスを供給。ゴールにはならなかったが、岩崎へのパスを多用していた。前半のみでピッチを後に。

31 大畑歩夢 5
31分、仙頭からのスルーパスに反応し、上福元の目の前へクロスを出すもファインセーブに阻止された。
 
MF
13 白崎凌兵 5.5
53分、中盤でボールを奪った後、前線の酒井に浮き球のパスを送るもオフサイドの判定。再三前線にボールを供給するも、徳島の守備陣を崩し切ることはできなかった。

24 飯野七聖 5.5(71分OUT)
31分、右サイドからゴール前にシュート性のクロスを上げるも、岩崎のシュートは枠を捉えられず。

22 小屋松知哉 5.5(83分OUT)
左サイドでスタート。敵陣深くからのクロスを数多く供給するも、味方のシュートにはつながらなかった。
 
44 仙頭啓矢 5.5
いいところで徳島ディフェンス陣の裏へスルーパスを通していたが、決定機は作れなかった。

10 樋口雄太 5.5
徳島ペナルティエリア付近で数多くボールに絡むも、徳島の4バックを崩し切ることはできなかった。

29 岩崎悠人 6.5
移籍後初先発。鳥栖の中で一番いい動きをしていた。精度の高いクロスを供給し続けるも、味方のシュートがネットを揺らすことはなかった。

FW
15 酒井宣福 6(71分OUT)
前線での守備や、徳島ディフェンス陣の裏への飛び出しが多くみられたものの、ゴールネットを揺らすことはなかった。
 
交代出場
DF
47 中野伸哉 6(HT IN)
エドゥアルドに代わってCBで後半より出場。高さはないが、縦と横への動きや球際の強さを見せた。

DF
20 ファン・ソッコ 5.5(71分IN)
72分、徳島ペナルティエリア右へ浮き球のパスを樋口に供給するも、ジエゴへファウルを与えてしまう。

FW
33 ドゥンガ 5.5(71分IN)
88分、梁のCKに頭で合わせようとするも、DFに防がれる。91分にもキーパーの目の前でパスを受けるが、シュートは枠の外へ。

MF
50 梁 勇基 ―(83分IN)
終盤に徳島陣内で細かなパスをつなぐが、得点にはつながらなかった。

監督
金 明輝 5.5
前節同様の縦一本のラストパスに泣く。ベンチの構成も大幅に変更し、若い中野をエドゥアルドに変えるあたり、思い切った采配をふるったが、修正点は山積みだ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●岡本浩行