日本代表はワールドカップ・アジア最終予選の10月シリーズで、サウジアラビア、オーストラリアと対戦する。負けられない2連戦。まずは敵地でのサウジ戦、森保ジャパンはいかなるメンバーで挑むのか。報知新聞社の内田知宏記者に、推奨スタメンをセレクトしてもらった。

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 森保一監督を始め、選手も口をそろえるようにサウジアラビア戦は今予選を左右する一戦になる。1勝1敗の森保ジャパンにとっては最低でも勝点1、できれば勝点3を目指す戦いになる。

 大事な試合になればなるほど、実績あるベテランを起用したくなるのが人情だが、9月の中国戦の内容、そして12日に行なわれるホームのオーストラリア戦を踏まえ、チームの活力を取り戻せる選手を組み込んだ。

 1トップには、中東勢には好相性の大迫勇也。出場停止となる伊東純也の代役となる堂安律は、守備の意識、スキル向上が見て取れる。ポゼッションを高めたいサウジアラビアがサイドで高い位置を取ってくることを想定し、効果的な一手になると踏む。また、カウンターの起点になれることも理由だ。
 
 ボランチには、フレッシュな田中碧。絶品のくさびは、前線の良さを最大限に生かすことができ、守備面でも不安はない。相手と味方を見てプレーすることができ、連係面でもそこまで心配する必要はないのではないか。

 そして左サイドバックには中山雄太。ディフェンスラインに東京五輪代表で戦った選手をそろえ、守備の安定を図りたい。長友佑都は誰もが認める実績と実力を持っているが、現時点では中山のほうが守備の安定感が増すと見る。

 中東の暑さを計算に入れながら試合を進める必要があり、体力勝負となる終盤には、切り札として浅野拓磨を投入したい。サウジアラビアのサイドのスペースをうまく利用して、決定打を放ちたい。

取材・文●内田知宏(報知新聞社)

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