[カタール・ワールドカップ・アジア最終予選]日本 0-1 サウジアラビア/10月7日/キングアブドゥラー スポーツシティスタジアム
 
【日本代表・総評】

 完全アウェーの地で難敵・サウジアラビアと対戦。前半から積極的な守備でリズムを作り、2列目右で先発した浅野の裏などを使うシンプルな攻撃でゴールに迫る。後半も0-0でゲームを推移させるが、徐々に失速し、71分にミスからまさかの失点。痛すぎる最終予選2敗目を喫してしまった。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 6
11分にはセットプレーからヒヤッとするヘッドを放たれるも、正面に来たボールをセーブ。相手サポーターの声援で指示の声は通りにくかったはずだが、後方からチームを支えた。49分には決められたかと思ったシュートをビッグセーブ!! まさに守護神の働きをみせたが、71分の1対1は止めきれず。
 
DF
5 長友佑都 5.5(90+1分OUT)
身体を張って左サイドを守りつつ、状況を読んでオーバーラップ。高い経験値を活かしながら攻守に絡んだ。悪くない出来ではあったが……。
 
16 冨安健洋 6
23分に右サイドの浅野に通したロングフィードは秀逸。守備も落ち着いており、サウジアラビアの攻撃に対応した。敗れたチームで権田とともに奮闘した。
 
19 酒井宏樹 5.5
36分にはオフサイドになったが、大迫に“らしい”高速クロスを届ける。相手の圧にやや苦慮するシーンもあったが、途中まではよく耐えた。後半はより前に出たが、得点は導き出せず。
 
22 吉田麻也 5.5
冨安とともに最終ラインを押し上げ、コンパクトな守備を機能させた。クリアなどを味方につなぎたいシーンもあったが、キャプテンとして周囲を叱咤激励。それでも失点後はチームを立て直せず。
 
MF
6 遠藤 航 5.5
セカンドボールへの反応も早く、カットして持ち上がり、前にも出た。ただピッチの状況もあったのか相手DFに引っかかってしまう場面も。苦しい終盤も足を動かしたが……。
 
7 柴崎 岳 3.5(73分OUT)
ゲーム開始すぐの無回転ミドルやパスで攻撃に変化を加えた。しかし、ジャッジに恵まれないシーンもあったが、中盤で危ないボールロストもあり、71分には失点につながるまさかのパスミス……。直後に交代となった。
 
9 鎌田大地 5(73分OUT)
28分の大迫へのワンタッチパスなど、真骨頂のプレーも披露。守備もよく頑張ったが、ゴールを導き出すことはできず。
 
 
10 南野拓実 5(59分OUT)
前半に何度か相手のギャップを突いて攻撃のリズムを作ったが決定的な仕事はできず。守備のバランスを崩さずも不完全燃焼の感が。
 
18 浅野拓磨 5.5(59分OUT)
伊東の出場停止や、堂安の負傷離脱を受けて中盤の右で先発。チームとして彼へのロングボールがこの試合のひとつの狙いであり、サイド突破を図るも、決定機演出とはいかず。
 
FW
15 大迫勇也 4.5
鎌田のワンタッチパスに抜け出した28分のビッグチャンスは決めたかった。パスも引き出したが、エースとしてチームを助けるゴールが欲しかった。終盤はエネルギーが切れた。
 
交代出場
MF
8 原口元気 5.5(59分 IN)
右サイドで投入され、87分には古橋に惜しいクロスも入れる。1点を追う状況でチャンスは作った。
 
MF
18 古橋亨梧 5(59分IN)
87分の原口のクロスはボールを捉え切れず。救世主とはなれなかった。
 
MF
13 守田英正 5.5(73分IN)
柴崎に代わりボランチへ入る。最終予選初出場とあって緊張もあったか、やや固さはあったが、広範囲には動いた。
 
FW
21 オナイウ阿道 5(73分IN)
先制された直後にゲームに入る。前線にパワーをもたらしたかったが、なかなかボールを受けられなかった。
 
DF
20 中山雄太 −(90+1分IN)
アディショナルタイムに入ったところでピッチへ。プレーに関わるには時間が限られた。
 
 
監督
森保 一 4
久保や堂安を負傷で欠き、伊東も出場停止と、中盤2列目のキーマン数人を欠くなか、現チームで実績のある選手たちを先発に送った。前半を含めゲーム展開は悪くなかったが、後半途中から落ちたチームをコントロールできず。交代策もハマらず、痛い2敗目を喫した。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。