[J1第32節]大分2-0仙台/10月17日/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
大分 7
前半のボール回しがボディブローとして仙台の運動量を奪い、後半の2得点につなげた。残留を争うライバル対決で大きな勝点3を得た。

【大分|採点・寸評】
GK
1 高木 駿 6.5
広範囲の守備でペナルティエリア外のボールに対し、積極的に飛び出して危険の芽を摘んだ。

DF
2 香川勇気 6
高い位置にポジションを取り、サイドを起点に攻撃の崩しの形を作った。73分のミドルは枠を捉えたかった。

DF
3 三竿雄斗 6.5
香川との連係は抜群で左サイドを制圧。攻め上がりのタイミング、絶妙なカバーリングも抜け目なし。

DF
14 エンリケ・トレヴィザン 6.5
仙台のロングボール、クロスを力強く跳ね返し続け、ゴール前に寄せ付けず、決定機を与えなかった。
 
DF
15 小出悠太 6
2つのポジションで監督の与えられたミッションに対して、ミスなく堅実にプレーした。

DF
49 羽田健人 6.5
バランサーとして貢献。守備の出足が良く、中盤で高さを発揮し、セカンドボールの回収率も高かった。

MF
7 松本 怜 6 (43分OUT)
負けが許されない大事な試合で18試合ぶりの先発出場。安定感のあるプレーを続けるも、負傷により前半で途中交代は残念。大事に至らなければいいが。
 
MF
8 町田也真人 6(88分OUT)
相手の嫌がる場所でボールを受けて攻撃を活性化。2点目は2度追いし続けたからこそ得たPK。

MF
11 下田北斗 7
サイドチェンジを有効に使い、90分間運動量が落ちることなくボールに絡み続け、試合を支配した。先制点につながるロングフィードも絶妙。

FW
13 伊佐耕平 6(75分OUT)
前線からのハードワークでチームを勇気づける。先制の場面では相手を振り切り、シュートまで持ち込んだ。

MAN OF THE MATCH
FW
16 渡邉新太 7(75分OUT)
得点への嗅覚を発揮し、先制ゴールを仕留め、大事な追加点は落ち着いてPKを決めて勝利に貢献した。素晴らしい2ゴールだった。
 
途中出場
DF
41 刀根亮輔  6.5 (43分IN)
難しい場面での交代だったがスムーズに試合に入り、ミスなく役割を全うした。

MF
10 野村直輝  5.5 (75分IN)
前掛かりになった相手の広大なスペースに飛び出し、カウンターからチャンスを作るも、決定的な仕事はなし。

FW
33 呉屋大翔  5.5 (75分IN)
カウンターからいくつかチャンスがあったが得点なし。ただ、ゴールへの並々ならぬ意欲は見てとれた。

MF
27 梅崎 司 ― (88分IN)
アディショナルタイムを含めた8分間、守備に奔走し、クリーンシートで試合を終わらせることに貢献。

監督
片野坂知宏 6.5
リーグ終盤にきて、ようやく結果と内容が伴い、思い描く戦い方を浸透させることができている。残留への大きな足掛かりを作り、手応えを感じたに違いない。

【動画】大分に大きな勝点3をもたらした渡邉新太の2ゴールをチェック!
 
[J1第32節]大分2-0仙台/10月17日/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
残留を争う同じ境遇の相手に圧倒された。プレッシャーもあっただろうが攻守の切り替えで劣勢になり、攻撃も手詰まりだった。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5
1失点目はやむなしだが、2失点目は不用意なファウルでPKを与え、勝負を決定づけてしまった。

DF
3 福森直也 5.5 (62分OUT)
古巣対戦に燃えたが守備の戻りの遅さ、クリアの甘さが目立った。攻撃参加もほとんどなかった。

DF
5 アピアタウィア久  5.5
先制の場面では芝に足をとられる不運はあったが、伊佐に振り切られる場面は他にもあった。
 
DF
16 吉野恭平 5.5
リードを許してからは前掛かりにならざるを得なかったとはいえ、7本のシュートを打たせたのは守備の統率に欠けた。

DF
25 真瀬拓海 5.5
相手に高い位置を取られ、守備に忙殺。攻撃に参加する場面は少なかった。

MF
8 松下佳貴 5.5 (78分OUT)
攻撃に違いをもたらせず。2失点後に選手を集め、声を掛けて落ち着かせるキャプテンシーを見せたが、結果が伴わずに終わった。

MF
6 上原力也 6
セカンドボールをなかなか拾えず、攻撃を作る時間も回数も少なかった。ただ守備はまずまず。
 
MF
7 関口訓充 5.5 (62分OUT)
攻守で目立った活躍ができず、2点を追う展開となりピッチを去った。守備に奔走された。

MF
26 加藤千尋 5.5(78分OUT)
左右のサイドでプレーしたが、どちらでも効果的に攻撃の形を作れなかった。

FW
11 赤﨑秀平 5.5 (70分OUT)
カルドーゾとは縦の関係を築き、衛星的に動いた。ただ、前でボールが収まらなかったため2次攻撃へつなげられなかった。

FW
33 フェリペ・カルドーゾ 6
H・トレヴィザンに押さえ込まれ、ボールを収めることができず。それでも前線での迫力はあり、チーム唯一となるシュートを1本放った。
 
途中出場
DF
4 蜂須賀孝治 5.5 (62分IN)
3バックの変更に伴い、左のワイドでプレー。だが、良い形でボールを受けることができなかった。

MF
18 中原彰吾 5.5 (62分IN)
攻撃のテンポを上げたかったがカウンターの応酬となり、良さを発揮できなかった。

MF
28 佐々木匠 5.5 (70分IN)
3-5-2となりトップ下でプレーしたが、決定的な場面を作れずに終わった。

DF
13 平岡康裕  ―(78分IN)
3バックの左で起用され、カウンターを狙ってくる相手のケアに追われた。効果的なビルドアップはなし。

FW
19 皆川佑介 ― (78分IN)
得点を期待されてピッチに立ったが、シュートゼロに終わった。

監督
手倉森誠  5.5
前半をスコアレスで凌ぎ、後半に流れを呼び込みたかったがミスから2失点。そこから交代のカードを切ったが、効果に乏しかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●柚野真也(フリーライター)