リーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長は、ポルト所属の元スペイン代表GKイケル・カシージャスがスペインサッカー協会(RFEF)の会長選挙に立候補することを望んでいるのかもしれない。15日に、スペイン紙『エル・デスマルケ』が報じている。


 現在38歳のカシージャスは、レアル・マドリードの下部組織出身。そのままトップチームに定着すると、長年“白い巨人”の正GKとして君臨し、数々のタイトル獲得に貢献した。また、カシージャスはスペイン代表でも絶対的な守護神としての地位を確立。EURO2008、2010 FIFAワールドカップ・南アフリカ大会、EURO2012と国際主要大会で立て続けに優勝を経験し、黄金期を築いた。だが、2019年にはポルトでの練習中に心臓発作を起こして病院に搬送されるなど、現役を続行するうえで身体面の不安も囁かれている。


 今回の報道によると、テバス会長はカシージャスに対し、RFEF会長選挙への出馬を望んでいる模様。テバス会長とルイス・マヌエル・ルビアレスRFEF現会長は、以前から互いを批判することも珍しくなく、関係が良いとは決して言えない。カシージャスを会長選挙に推す動きが、両者の緊張関係に起因している可能性は十分にある。


 カシージャスにとって、RFEF会長選挙への出馬はすなわち「現役引退」を意味する。政治的な動きも見え隠れする今回の出馬報道だが、果たしてカシージャスはどのような決断を下すのだろうか。