26日に行われた最終節をもって、2019−20シーズンのプレミアリーグが幕を閉じた。今季も若手からベテランに至るまで様々な選手が活躍し、熱い戦いを繰り広げた。


 では今季のプレミアリーグで、最も高い評価を得たのは誰なのだろうか。今回は統計サイト『WhoScored.com』が200以上のスタッツから自動的に算出するレーティングの平均値を参照。あくまでスタッツをもとにした評価ではあるが、最もポイントの高かった選手トップ10を紹介しよう。


※レーティングは10点満点

※カッコ内は(所属クラブ/国籍/ポジション/年齢)


◆▼10位 7.33ポイント  

ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド/FW/26歳)

今季プレミアリーグ成績:29試合出場/18ゴール2アシスト


 ケガの影響で29試合の出場にとどまったものの、18ゴールをマーク。6シーズン連続での15ゴール超えを達成し、エースとしての役割を十分に果たした。ただ6位というチームの順位には満足していないようで、「僕たちはもっとできる」と早くも来季の巻き返しを誓っている。


◆▼9位 7.34ポイント  

ジェームズ・マディソン(レスター/イングランド/MF/23歳)

今季プレミアリーグ成績:31試合出場/6ゴール3アシスト


 レスターの”10番”を背負うマディソンは、今季6ゴール3アシストを記録。リヴァプール戦、トッテナム戦、アーセナル戦とビッグマッチでネットを揺らすなど、勝負強さを発揮した。26日にはクラブと新たに長期契約を結んだと報じられており、、加入が噂されていたマンチェスター・Uではなく、レスターの一員として来季以降もプレーすることになりそうだ。


◆▼7位タイ 7.35ポイント  

ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C/イングランド/FW/25歳)

今季プレミアリーグ成績:33試合出場/20ゴール1アシスト


 今季のプレミアリーグで2度のハットトリックを達成したスターリング。キャリアハイとなる20ゴールを叩き出し、得点ランク4位に名を連ねた。ただアシスト数は昨季の「10」に比べて今季は「1」と大幅に減少。味方へのお膳立てに関しては課題の残る結果となった。


◆マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U/イングランド/FW/22歳)

今季プレミアリーグ成績:31試合出場/17ゴール7アシスト


 スターリングと並んで、イングランド人選手最高の評価を受けたのがラッシュフォードだ。今季は31試合に出場し、いずれもチーム最多となる17ゴール7アシストをマーク。6月のリーグ再開後はアントニー・マルシャル、メイソン・グリーンウッドとの3トップで多くの得点を生み出し、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保に貢献した。


◆▼6位 7.4ポイント  

モハメド・サラー(リヴァプール/エジプト/FW/28歳)

今季プレミアリーグ成績:34試合出場/19ゴール10アシスト


 サラーは今季、得点ランク5位の19ゴールにとどまり、3年連続の『ゴールデンブーツ賞』獲得とはならなかった。ただアシスト数は「10」にのぼり、2017−18シーズン以来2度目の“2ケタ得点・2ケタアシスト”を達成。イギリスメディア『Squawka』によれば、リヴァプールの選手としてプレミアで“2ケタ得点・2ケタアシスト”を複数回記録したのはサラーが初めてだという。


◆▼5位 7.45ポイント  

サディオ・マネ(リヴァプール/セネガル/FW/28歳)

今季プレミアリーグ成績:35試合出場/18ゴール7アシスト


 プレミア新王者となったリヴァプールで最高の評価を得たのがマネだ。今季はサラー(19ゴール)に次ぐ18ゴールをマークし、プレミア初制覇に貢献。アシスト数「7」はリヴァプール加入後では2017−18シーズンと並ぶ最多タイの数字だった。攻守両面でハードワークを惜しまない姿勢に、ユルゲン・クロップ監督も「彼は完璧な選手だ」と手放しで称賛している。


◆▼4位 7.48ポイント  

リヤド・マフレズ(マンチェスター・C/アルジェリア/MF/29歳)

今季プレミアリーグ成績:33試合出場/11ゴール9アシスト


 マンチェスター・C加入2年目となった今季、レスター時代の輝きを再度取り戻した。先発出場こそ21試合にとどまったものの、昨季の7ゴール4アシストを上回る11ゴール9アシストを記録。ゴール前で幾度となく決定的なプレーを見せた。CLでもここまでチームトップの4アシストを挙げるなど、シティの攻撃に欠かせない存在となっている。


◆▼3位 7.49ポイント  

アダマ・トラオレ(ウルヴァーハンプトン/スペイン/FW/24歳)

今季プレミアリーグ成績:37試合出場/4ゴール9アシスト


 今季、大きな飛躍を遂げたトラオレが3位にランクイン。重戦車のようなドリブルで数多くのチャンスを演出し、チームトップの9アシストを記録した。マンチェスター・C相手には2試合で3得点を奪い、シーズンダブル達成に貢献。平均レーティングは昨季の「6.59」から0.9ポイントも上昇した。


◆▼2位 7.5ポイント  

リカルド・ペレイラ(レスター/ポルトガル/DF/26歳)

今季プレミアリーグ成績:28試合出場/3ゴール2アシスト


 中断前最後に行われたゲームで膝を負傷するまで、リーグトップのタックル数(119回は最終的に3位)を記録。また3ゴール2アシストを挙げるなど、攻撃面でもチームを支えた。終盤に失速してCL出場権を逃したレスターにとっては、文字どおり、痛すぎる戦線離脱となってしまった。


◆▼1位 7.97ポイント  

ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C/ベルギー/MF/29歳)

今季プレミアリーグ成績:35試合出場/13ゴール20アシスト


 今季のプレミアで平均レーティングが最も高かったのは、デ・ブライネだった。35試合でピッチに立ち、20アシストをマーク。2002−03シーズンにティエリ・アンリが打ち立てたリーグ記録に肩を並べた。また得点数とアシスト数を合算した得点関与数は「33」。サラー(29得点)やジェイミー・ヴァーディ(28得点)を上回り、プレミアで最も多くのゴールを生み出した選手となった。プレミア3連覇は逃したものの、“世界最高のMF”と呼ばれるにふさわしい活躍を披露した。


(記事/Footmedia)