アーセナルはアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの売却を検討しているようだ。29日、イギリスメディア『アスレティック』が報じた。


 現在27歳のマルティネスは2010年夏、母国インデペンディエンテの下部組織からアーセナルに加入。これまではレンタル移籍を繰り返していたが、今シーズンは正守護神のドイツ代表GKベルント・レノが負傷したことで出場機会を得て、公式戦23試合に出場。FAカップ決勝のチェルシー戦にも出場し、タイトル獲得に貢献した。


 レノの代役として好パフォーマンスを披露したマルティネスだが、来シーズンはレノの復帰によって再び控えGKとなることが予想されている。アーセナルは同選手に新契約を用意しているとも伝えられていたが、マルティネス本人が恒常的な出場機会を求めてることもあり、現在は同選手の退団を容認するスタンスのようだ。


 マルティネスの獲得にはイングランドの複数クラブだけでなく、バレンシアやベティスなどスペイン方面も関心を示している模様。アーセナルはリーグ再開後の活躍で価値を上げた同選手に、2000万ポンド(約28億円)の移籍金を設定しているという。


 また、アーセナルはマルティネスの代役として、ブレントフォードに所属するスペイン人GKダビド・ラヤの獲得にも動いているようだ。12月にブレントフォードからアーセナルに移ったGKコーチのイニャキ・カーニャ氏が、ミケル・アルテタ監督にラヤの獲得を推しているという。現在24歳の同選手はブラックバーンの下部組織で育ち、イングランドのホームグロウン制度も適用されるため、アーセナルにとっては理想的な補強となることが予想される。