スペインサッカー連盟(RFEF)が、マジョルカに所属するU−17アルゼンチン代表MFルカ・ロメロに対して、スペイン代表のアンダー世代でプレーするよう説得していたことが分かった。8日に、スペインのラジオ局『カデナ・セール』が報じている。


 RFEF経営委員会のミケル・ベスタール会長は8日、スペイン代表のアンダー世代でのプレーについてL・ロメロと「何度か話をした」と認め、選手と家族の希望がはっきりしていたことを明かした。


「彼ら(L・ロメロと家族)は、アルゼンチン代表でプレーすることを望んでいた。L・ロメロがマジョルカでプレーしているのは、スペインにとって利点の一つではある。しかし、これは慎重に取り組む必要がある問題なんだ」


 現在15歳のL・ロメロは、メキシコのドゥランゴで生まれた。3歳のときに、アルゼンチン人の両親とともにスペインに移住。2015年にはマジョルカへと加入し、ユースチームで研鑽を積んだ。


 アルゼンチン、メキシコ、スペインにルーツを持つL・ロメロについては、どの国の代表を選択するかに注目が集まったが、2019年には南米U−15選手権にU−15アルゼンチン代表の一員として出場。同大会では6試合で2ゴールを決めている。


 L・ロメロの勢いはとどまるところを知らず、今年6月24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第31節レアル・マドリード戦では途中出場を果たし、リーガ・エスパニョーラの歴代最年少デビュー記録を塗り替えている。RFEFが複数回手を伸ばした逸材の成長から、今後も目が離せない。