13日に行われたリーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)開幕節で、ウエスカに所属するFW岡崎慎司が日本人選手のリーガ1部最年長デビューを果たした。


 岡崎はMF久保建英が所属するビジャレアルとのアウェイゲームにフル出場。34歳4カ月28日でのリーガ1部デビューとなり、2015年9月23日に行われたレバンテ戦でリーガ1部初出場を果たしたエイバルMF乾貴士の記録(27歳3カ月21日)を上回った。


 そこで今回は、岡崎と同じように30代でリーガ1部デビューを飾った選手たちをピックアップ。各国代表の名プレーヤーから元Jリーガーまで8名を紹介する。


※以下、情報はすべて『transfermarkt』を参照

※カッコ内は(代表/ポジション/現所属クラブ)


◆アルトゥール・ビダル(チリ代表/MF/バルセロナ)

リーガ1部デビュー戦:2018年8月18日アラベス戦

当時の年齢:31歳2カ月27日

当時の所属クラブ:バルセロナ


ユヴェントス、バイエルンを経て、2018年夏にバルセロナの一員に。迎えた開幕戦で途中出場し、リーガ1部デビューを果たした。その後はレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”で加入後初ゴールを決めるなど、大舞台でも活躍。加入1年目からリーグ制覇に貢献した。


◆フェリペ(ブラジル代表/DF/アトレティコ・マドリード)

リーガ1部デビュー戦:2019年8月25日レガネス戦

当時の年齢:30歳3カ月9日

当時の所属クラブ:アトレティコ・マドリード


2016年にポルトで“欧州デビュー”を飾ったあと、昨年夏にアトレティコに入団。ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンの後釜にふさわしい安定した守備を披露し、チームの堅守を支えた。昨季のリーグ戦出場数は「25」と多くはなかったが、ディエゴ・シメオネ監督やチームメイトたちの信頼を獲得。DFリーダーの一人として、新シーズンに臨む。


◆ダニエレ・ボネーラ(元イタリア代表/DF/引退)

リーガ1部デビュー戦:2015年10月25日ラス・パルマス戦

当時の年齢:34歳4カ月24日

当時の所属クラブ:ビジャレアル


岡崎と同じ34歳でリーガ1部デビューを飾ったのが、元イタリア代表DFのボネーラだ。パルマやミランで活躍したあと、ビジャレアルで計4シーズンにわたってプレーした。契約満了に伴い、2018−19シーズン限りで現役を退いたあとは、古巣ミランのコーチに就任。名門復活のために尽力している。


◆アルベルト・アクイラーニ(元イタリア代表/MF/引退)

リーガ1部デビュー戦:2017年9月11日マラガ戦

当時の年齢:33歳2カ月4日

当時の所属クラブ:ラス・パルマス


ローマが生んだ天才司令塔にとっても、スペインが現役生活の最終地点であった。プロキャリア通算10番目のクラブとして、2017年にラス・パルマスと契約。リーグ戦21試合に出場したものの、チームは2部降格を避けられず、わずか1シーズンで退団した。1年間にわたって所属クラブのない状態が続いたあと、昨年6月に引退を発表。今年8月に、古巣フィオレンティーナのプリマヴェーラで“監督デビュー”を果たしている。


◆ジャンパオロ・パッツィーニ(元イタリア代表/FW/無所属)

リーガ1部デビュー戦:2018年2月3日レアル・マドリード戦

当時の年齢:33歳6カ月1日

当時の所属クラブ:レバンテ


イタリアが生んだ名ストライカーがリーガでプレーしたのはわずか半年間、記録したゴールも1つだったが、確かな爪痕を残した。冬の移籍市場最終日にヴェローナからレバンテにレンタル移籍すると、4日後に行われたレアル・マドリード戦でリーガ1部デビューを果たし、終了間際に同点弾を奪ったのだ。その試合後には、人差し指と中指で両目をさすゴールパフォーマンスをモチーフにした“応援グッズ”が誕生した。


◆マチュー・フラミニ(元フランス代表/MF/無所属)

リーガ1部デビュー戦:2018年2月11日バルセロナ戦

当時の年齢:33歳11カ月4日

当時の所属クラブ:ヘタフェ


2018年2月、MF柴崎岳が所属していたヘタフェに加入すると、バルセロナ戦でリーガ1部デビュー。シーズン終了を機に退団したものの、同年12月にヘタフェと再契約を交わし、公式戦のピッチに立った。現在は再びフリーの身となったが、石油の代替エネルギーを製造する会社『GFバイオケミカル』の共同創業者として忙しい日々を過ごしている様子だ。ただ、36歳となった今もサッカー選手は引退しておらず、どこかのタイミングでピッチに戻ってくるかもしれない。


◆キ・ソンヨン(元韓国代表/MF/FCソウル)

リーガ1部デビュー戦:2000年3月7日エイバル戦

当時の年齢:31歳1カ月12日

当時の所属クラブ:マジョルカ


今年3月、マジョルカに所属していたMF久保建英との交代でリーガ1部デビューを飾ったのがキ・ソンヨンだった。しかし、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断。自身のケガもあって再開後は出番がなく、シーズン終了を待たずして退団した。その後は11年ぶりのKリーグ復帰を果たし、プロデビューを飾ったFCソウルでプレーしている。


◆セイドゥ・ドゥンビア(コートジボワール代表/FW/無所属)

リーガ1部デビュー戦:2018年9月23日バルセロナ戦

当時の年齢:30歳8カ月23日

当時の所属クラブ:ジローナ


柏レイソルと徳島ヴォルティスでプレーした元Jリーガーのドゥンビアも、“オーバー30”でリーガ1部デビューを飾った選手の一人だ。2018年夏にジローナに加入し、第3節のバルセロナ戦で初出場。2018−19シーズンは公式戦22試合出場で3ゴールを記録した。しかし、チームの2部降格が決まったことから、1年で契約を解消。その後、スイスのシオンに加入したが、コロナ禍の影響で今年3月に解雇通告を受け、現在はフリーとなっている。


(記事/Footmedia)