プレミアリーグ第2節が20日に行われ、サウサンプトンとトッテナムが対戦した。


 開幕節のクリスタル・パレス戦に0−1で敗れたサウサンプトンのスタメン変更は2名。一方、エヴァートンに0−1で敗れて5シーズンぶりの黒星発進となったトッテナムも、前節からスタメンを2枚変更。トビー・アルデルヴァイレルトに代わりダビンソン・サンチェスがエリック・ダイアーとセンターバックのコンビを組み、中盤ではデレ・アリがベンチメンバーからも外れ、タンギ・エンドンベレがスタメンに名を連ねた。なお、19日にレアル・マドリードから加入したギャレス・ベイルとセルヒオ・レギロンはともにメンバー外となった。


 トッテナムは3分、ソン・フンミンが左サイドの深い位置からクロスを供給し、ファーサイドのマット・ドハーティが頭で折り返す。中で合わせたハリー・ケインは右足ダイレクトボレーでネットを揺らしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューでソンのオフサイドと判定されたため、ゴールは取り消された。


 10分、サウサンプトンはフリーキックから生まれたこぼれ球にゴール前でチェ・アダムズが詰めて強烈なシュートを放つ。しかし、相手GKウーゴ・ロリスにさすがの反応で弾かれ、ゴールとはならなかった。16分にはアダムズの浮き球スルーパスからダニー・イングスが抜け出す。先に触ったのは飛び出したロリスだったが、イングスはこぼれ球をゴールに流し込んだ。しかし、イングスはボールをコントロールした際のハンドを取られ、ゴールは認められなかった。


 サウサンプトンは26分、フリーキックのこぼれ球からジェネポがダイレクトシュートを放つが、低く鋭いシュートは左のポストに直撃。対するトッテナムは27分、ルーカス・モウラの折り返しをケインが流し込んだが、これもルーカスのオフサイドを取られゴールとならなかった。


 待望の先制点が生まれたのは32分、ホームのサウサンプトンが試合を動かす。古巣対戦のカイル・ウォーカー・ピータースが相手DFラインの背後にロングパスを供給すると、イングスがダイアーの背後を取ってトラップ。2タッチ目で右足を振り抜き、角度のないところからゴール左下隅に突き刺した。


 しかし、トッテナムは前半のうちに試合を振り出しに戻す。後半アディショナルタイム2分、自陣でエンドンベレが華麗なルーレットで相手を1枚剥がし、左に位置していたケインにスルーパス。ケインは中央で走り出したソンに託すと、ソンはゴール前まで運んで右足を振り抜く。ボールは相手DFにも当たってゴールに吸い込まれ、試合は同点で折り返した。


 すると後半開始早々の47分、トッテナムが逆転に成功する。途中出場のジオヴァニ・ロ・チェルソからの縦パスを中央で受けたケインが、相手DFの間に生まれたわずかなスペースにスルーパス。抜け出したソンが、左足でゴール左下隅に流し込んだ。さらに64分、ハーフラインで受けたケインが振り向きざまに前方へ浮き球パスを通すと、反応したのはまたもソン。しっかりとGKとの一対一を制して、ハットトリックを達成した。


 トッテナムの勢いは止まらず。73分には右サイドに流れたケインがゴール前にアーリークロスを入れると、ソンがトラップから左足で押し込み4ゴール目を記録する。さらに82分、エリク・ラメラのシュートがポストに当たってこぼれたボールをケインが流し込んでさらに点差が広がる。


 90分、サウサンプトンはPKからイングスが1点を返すが、同点には遠く及ばず試合終了。次節、サウサンプトンは26日にアウェイでバーンリーと、トッテナムは27日にホームでニューカッスルと対戦する。


【スコア】

サウサンプトン 2−5 トッテナム


【得点者】

1−0 32分 ダニー・イングス(サウサンプトン)

1−1 45+2分 ソン・フンミン(トッテナム)

1−2 47分 ソン・フンミン(トッテナム)

1−3 64分 ソン・フンミン(トッテナム)

1−4 73分 ソン・フンミン(トッテナム)

1−5 82分 ハリー・ケイン(トッテナム)

2−5 90分 ダニー・イングス(サウサンプトン)