清水エスパルスに所属するタイ代表FWティーラシン・デーンダーが、タイリーグ1部のBGパトゥム・ユナイテッドへの移籍に近づいているという。12日、タイの大手メディア『サイアムスポーツ』が報じた。


 同紙によれば両クラブの間ですでに移籍に向けた話が進んでおり、移籍金は2400万バーツ(約8140万円)で、契約期間は3年半になるという。


 BGパトゥム・ユナイテッドは今季、タイリーグ2部から復帰したクラブながら、昨季大分トリニータでプレーしたMFティティパンらタイ代表クラスをそろえた充実の戦力で開幕前から優勝候補の一角と考えられていた。新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグ中断期間中にも、タイ代表MFサーラット・ユーイェンや元セレッソ大阪MF丸岡満らを獲得するなど、積極的な戦力補強を続けてきた。


 現在、タイリーグは第8節までを終え、BGパトゥム・ユナイテッドは開幕から負け知らずの7勝1分けで首位に立っている。直近の試合ではブリーラム・ユナイテッドとのビッグマッチを1−0で制してリーグ戦6連勝を飾っており、前評判通りの安定した戦いぶりで勝ち点を重ねている。タイ代表FWティーラシンも加入となれば、初のリーグ制覇へ向けて勢いはさらに加速しそうだ。


 また、タイのメディアではDFティーラトン(横浜F・マリノス)とGKカウィン(北海道コンサドーレ札幌)の2人のタイ人Jリーガーに関してもタイリーグ復帰の噂が浮上している。ティーラトンがBGパトゥム・ユナイテッド、カウィンがポートFCと具体的なチーム名も挙がっており、今後の動向が注目される。


文=本多辰成