イギリスメディア『スカイスポーツ』は20日、移籍市場閉幕後でも獲得可能なフリートランスファーの選手によるベストイレブンを紹介している。


◆■GK&DF

▼エルヤン・ニーラン(ノルウェー代表)

 ニーランは今夏までアストン・ヴィラに所属していたが、アーセナルからアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが加入したことで序列が低下。移籍市場最終日の10月5日に、双方合意の上で同クラブとの契約を解除した。また、今年6月17日に行われたシェフィールド・U戦では、ボールを抱えたままゴールネットに突っ込みながらも『ゴールラインテクノロジー』のエラーにより失点を逃れたことで、一躍“時の人”になった。


▼アントニオ・バレンシア(エクアドル代表)

 ウィガンやマンチェスター・Uなどプレミアリーグで長く活躍し、南米出身選手としては同リーグ最多の325試合出場を誇る35歳。昨夏に加入した母国のLDUキトでは公式戦10試合に出場していた。


▼アシュリー・ウィリアムズ(ウェールズ代表)

 スウォンジーやエヴァートンなどでもプレーした、ウェールズ代表の主将。昨シーズンはイングランド2部のブリストル・シティに所属し、公式戦33試合に出場していた。


▼サイモン・フランシス(イングランド)

 今夏まで9年間ボーンマスに所属し、同クラブで公式戦324試合に出場。クラブを3部から1部まで引き上げたが、近年はケガにも泣かされ、2部降格とともにクラブを去ることになった。


▼ガエル・クリシー(元フランス代表)

 アーセナルやマンチェスター・Cでもプレーしたクリシーは現在35歳。昨シーズンまでトルコ1部のバシャクシェヒルでプレーし、クラブのリーグ初優勝などに貢献した。今夏の退団後はフリーの状態が続いており、今月初めにはフランス5部トノン・エヴィアン・グラン・ジュネーヴの練習にも参加していた。


◆■MF

▼ジャック・ウィルシャー(イングランド代表)

 28歳のウィルシャーは2018年夏、下部組織時代から過ごしたアーセナルを離れて、ウェストハムへ移籍した。だが、ウェストハムでもアーセナル時代と同様にケガに悩まされ、公式戦出場は19試合のみ。5日、元クラブと双方合意のもとで契約解除に至った。それでも、ウィルシャーは「僕はまだトップの試合で貢献できると確信している」と、前向きな姿勢を見せている。


▼アンディ・キング(ウェールズ代表)

 15歳だった2004年、チェルシーのアカデミーからレスターの下部組織に入団。その後は16年間レスターに在籍し、3部から2部、2部から1部への昇格、そして2015−16シーズンの“奇跡の”プレミアリーグ優勝などに貢献した。だが、近年はレンタル移籍を繰り返し、今夏に契約満了でクラブを去ることになった。それでも、コンディションを維持するために現在もレスターの練習に参加している。


▼サミル・ナスリ

マルセイユやアーセナル、マンチェスター・Cと行く先々で天才的なスキルを披露しながら、ピッチ内外での問題行動を繰り返してきた“悪童”も33歳。昨シーズンはマンチェスター・C時代の同僚ヴァンサン・コンパニ氏が率いるアンデルレヒトでプレーしたが、新型コロナウイルスによるリーグ中断もあり、8試合の出場にとどまった。


◆■FW

▼ダニエル・スタリッジ

 2013年1月に加入したリヴァプールでは、2012−13シーズン後半だけで10ゴールをマークすると、翌13−14シーズンにはプレミアリーグ2位の21得点を記録した。しかし翌年以降ケガに苦しんで大幅に出場を減らし、昨夏にトラブゾンスポルへと完全移籍。17試合で6得点をマークしていたが、3月に賭博関与の疑いで4カ月の活動禁止処分を受け、同クラブとの契約を解除していた。


▼マリオ・バロテッリ

 2007年にインテルでプロデビュー後、マンチェスター・Cやリヴァプールなどでプレーしたバロテッリは、ナスリ同様に各地でトラブルを巻き起こしてきた。昨シーズンは幼少時代を過ごした故郷のブレシアでプレーしたが、同クラブでも上層部との間に確執が生まれて1年で退団。現在、同選手の獲得を考えているクラブは少なく、中国への移籍も噂されている。


▼マリオ・マンジュキッチ

 バイエルンやアトレティコ・マドリード、ユヴェントスなどを渡り歩いた長身ストライカーは現在34歳。2020年1月にカタールのアル・ドゥハイルに加入したが、公式戦7試合の出場にとどまり、今夏に双方合意で契約解除に至っていた。