レアル・マドリードは8日、ビジャレアルへと期限付き移籍していたMF久保建英について、シーズン後半戦からヘタフェへと期限付き移籍することを発表した。同日に3クラブの公式サイトが伝えている。なお、レンタル期間は2020−21シーズン終了までの半年間となる。



 2001年6月生まれで19歳の久保は、9歳からバルセロナの下部組織でプレーしていたが、同クラブが18歳未満の外国人選手獲得に関する規定に違反したことから公式戦出場が不可能となったため、当時13歳の2015年に日本へ帰国。同年5月にFC東京U−15むさしに加入し、2017年11月には16歳の若さでFC東京とプロ契約を締結した。2018シーズンには横浜F・マリノスへの期限付き移籍を経験し、2019シーズンはFC東京へ復帰して主力として活躍。昨年6月にレアル・マドリードへの移籍を果たしていた。


 昨シーズンはマジョルカへと期限付き移籍していた久保は、今季再び、2020−21シーズン終了までの期限付き移籍でビジャレアルに加入。開幕から出場を重ねたものの、新天地ではヨーロッパリーグが主戦場となり、リーガ・エスパニョーラでのスタメン出場はわずか2回にとどまった。安定した出場機会を求める選手側、そして同じくレアル・マドリード側の意向もあり、わずか半年で契約を切り上げビジャレアルを退団することとなった。


 久保がプレーすることとなったヘタフェは、リーグ戦16試合を消化した時点で4勝5分7敗という成績で、現在リーガ15位に沈んでいる。レアル・マドリードと同じくスペインの首都を本拠地としており、レアル・マドリードとの関係性の良さもあって実現したと言われる今回の移籍だが、久保は新たなクラブで自らのポテンシャルを証明することができるのだろうか。