全北現代モータースは19日、元韓国代表MFパク・チソン氏がクラブのアドバイザーに就任したことをクラブ公式サイトで発表した。


 全北現代の発表によると、パク氏がKリーグのクラブで要職に就くのは初のこと。パク氏は選手の選抜や育成、スカウト、トップチームとユースの育成システムの提示などにおいてアドバイザーを務めるという。また、同氏はイギリスと韓国を行き来しながら非常勤アドバイザーの役割を担いつつ、トップチームやユースチームの移籍や選手募集など、一部の分野でテクニカルディレクター(TD)を務める予定だ。


 現在39歳のパク氏は、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)やオランダの名門PSV、イングランドの名門マンチェスター・Uなどでプレー。2005年夏から7シーズン所属したマンチェスター・Uでは、献身的なプレーで4度のプレミアリーグ制覇や2007−08シーズンのCL優勝に貢献した。


 韓国代表でも長年に渡ってキャプテンを務めたパク氏は、同代表で100キャップと13ゴールを記録し、2002年、2006年、2010年のFIFAワールドカップにも出場。2014年夏に古巣PSVで現役を引退した後は、マンチェスター・Uのグローバルアンバサダーなどを務めていた。また2017年には、国際サッカー連盟(FIFA)が教育機関CIES(スポーツ研究国際センター)と提携して運営する、スポーツ学に関する大学院「FIFAマスター」を卒業した。


 パク氏は発表に際し、全北現代のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。


「この機会を与えてくれたクラブに感謝し、良い結果を出そうと努力しています。日本やオランダ、英国とさまざまなリーグを経験しながら、ヨーロッパの先進的なシステムをたくさん見て学び、引退後もたくさん勉強しました。私が見て学んだすべてのことに基づいて、全北現代は将来の方向性を示しました。私はこれをより強く、より健全なものにするために最善を尽くします」


 また、クラブのホ・ビョンギル代表取締役は、「パク氏の招へいは、トップチームとユース部門の全体的な部分でグローバルなシステムを組み込み、発展させるために行われました。それは、クラブが名門となるための重要な礎石となるでしょう」とコメントしている。


 全北現代はKリーグを8度、AFCチャンピオンズリーグを2度制しており、国内リーグでは現在4連覇中。今冬のオフ期間は、南海郡でトレーニングキャンプを行っている。パク氏は22日に現地へ赴き、選手やコーチとの打ち合わせを行うようだ。