チェルシーに所属するイングランド代表FWタミー・アブラハムは、現時点では同クラブとの契約延長を考えてはいないようだ。


 チェルシーは移籍市場で注目の的となっているドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド獲得に関心を持っていることが報じられている。先日、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏が、「ドルトムントから彼を獲得できるのはおそらく最大10クラブしかない。そのうち4クラブがイングランドのクラブだ」と語るなど、チェルシーが同選手の獲得に動く可能性が高いことが予想されている。


 そんな中、イギリスメディア『アスレティック』によると、チェルシーのハーランドへの関心がアブラハムの去就に影響を与える可能性があるという。アブラハムは今シーズンここまで公式戦30試合の出場で12ゴールを記録し、チーム内最多得点者となっている。しかし、トーマス・トゥヘル監督就任後、少し出場時間が減少している中、さらにチェルシーがハーランドを獲得するとなると、自身の出場機会がさらに少なくなることを懸念し、現時点で契約延長交渉を始めることに興味はないようだ。


 現在23歳のアブラハムはチェルシーの下部組織出身。2018−19シーズンにレンタル先のイングランド2部アストン・ヴィラでリーグ得点ランキング2位となる25ゴールを挙げてプレミアリーグ昇格の立役者となった。昨シーズンは補強禁止処分によって戦力が限られていたチェルシーの“9番”を託され、公式戦47試合の出場で18ゴール6アシストを記録。現行契約は2023年6月30日までとなっているが、果たしてチェルシーを離れる可能性はあるのだろうか。