MF堂安律とMF奥川雅也が所属するビーレフェルトは2日、ドイツ人指揮官フランク・クラマー氏が新監督に就任したことを発表した。契約期間は2023年6月30日までとなる。


 ビーレフェルトはウーヴェ・ノイハウス前監督の元で昨季のブンデスリーガ2部を制し、今季は14シーズンぶりにブンデスリーガ1部の舞台で戦っている。しかし、現在は降格圏内の17位マインツと勝ち点差「1」の16位と苦戦。直近5試合で勝利から遠ざかっていることもあり、同クラブは1日にノイハウス前監督の解任を発表した。


 クラマー新監督は現在48歳で、現役時代に所属していたグロイター・フュルトの下部組織(2004〜2011)で監督を長年務めていた。2011年から2013年にかけてはホッフェンハイムのBチームを指揮し、2012−13シーズンにはトップチームの暫定監督として、短期間FW宇佐美貴史(現ガンバ大阪)を指導したこともある。その後はグロイター・フュルトやデュッセルドルフでトップチームの監督を務め、2016年から2019年にかけてはU−18、U−19、U−20ドイツ代表の監督を務めていた。また、2019−20シーズンからは奥川のレンタル元であるザルツブルクにユース育成責任者として加入し、U−19の監督としてUEFAユースリーグの16強へと導いた。


 ビーレフェルトはクラブの方針として、若手選手の育成により一層注力することを掲げており、クラマー新監督のプロフィールはクラブのビジョンに合致している。サミール・アラビSD(スポーツディレクター)は新監督について、「プロとユースの両方のレベルで豊富な経験を持つ多面的なコーチです。彼はアルミニアの未来にフィットするタイプのコーチであり、次のステップに必要なコーチであると確信しています」とクラブ公式サイトを通じてコメントした。


 また、クラマー新監督もクラブ公式サイトを通じてコメント。「アルミニアはここ数年で非常によく発展している。非常に勤勉で広い視野を持っているという印象を与えてくれる、エキサイティングなクラブだ」と意気込みを示した。