レアル・マドリードに所属しているドイツ代表MFトニ・クロースが、これまでの同クラブでのキャリアを振り返った。スペインメディア『マルカ』が5日に同選手のコメントを伝えている。


 1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節のレアル・ソシエダ戦にフル出場したクロースは、同試合でレアル・マドリード加入後の公式戦通算309試合出場を記録した。この試合数は、1970年代から80年代にかけて所属していたウリ・シュティーリケ氏の記録を抜き、同クラブに在籍したドイツ国籍の選手の中で最多となっている。クロースは、レアル・マドリードで最多出場を果たしたドイツ国籍の選手となったことを受け、以下のようにコメントしている。


「特別な感情だよ。ここでプレーした経験があるドイツ人選手の名前を見ると、誰もが偉大な選手だということがわかる。(ギュンター・)ネッツァー、(ベルント・)シュスター、シュティーリケなどだ。クラブの“レジェンド”であるシュティーリケの記録を超えられたことは本当に嬉しい。常日頃から口にしていることだけれども、ここで引退したいと思っている。それを目指してこれからも努力を続けるよ」


 クロースは、2014年夏にバイエルンからレアル・マドリードへと加入した。加入してすぐに主力として存在感を示し、2度のリーガ・エスパニョーラ制覇や2015−16シーズンからのチャンピオンズリーグ(CL)3連覇など多くのタイトル獲得に貢献してきた。クロースはレアル・マドリードへと移籍した直後のことや、1番思い出に残っているタイトルについて語っている。


「特別だった。バイエルンでクラブワールドカップを勝ち取り、世界チャンピオンになってからここへ来た。最初の公式戦はUEFAスーパーカップで、タイトルを獲得できた。並大抵のことではないと思っている。レアル・マドリードのようなクラブで、このように素晴らしいスタートを切ることは非常に重要なことだ。ここでの初タイトルを獲得し、全てが順調だという感触を得られたことは嬉しかった。会長は僕に『昔からクラブにいたような存在感だった』と言ってくれた。デビュー戦は本当に良いものだったよ」


「1つのタイトルだけを選ぶなら、2017−18シーズンのCLだ。キエフでの決勝戦を制した時のCLは、家族全員が会場に駆けつけてくれたんだ。タイトル獲得が決定する瞬間を家族と祝えたのはそれが唯一だ。カーディフ(2016−17シーズン)でCLを勝ち取った時は、娘が幼すぎたので息子しか来ていなかった。ここで掴み取ったタイトルは本当に忘れられないよ」