『SAISON CARD CUP 2021』が26日に行われ、U−24日本代表とU−24アルゼンチン代表が対戦した。


 今夏の東京オリンピックで金メダルを目指す五輪世代の日本代表にとって、2020年1月のAFC U−23選手権以来となる、約1年2カ月ぶりの国際試合。また、アルゼンチンの選手たちは入場時、昨年11月に60歳で死去したディエゴ・マラドーナ氏に捧げる特別仕様のユニフォームを着用し、試合前にはマラドーナ氏らへの黙祷が捧げられた。


 試合開始からテンションの高い入りを見せた“南米王者”アルゼンチンは、8分に決定機を迎える。力強いドリブルで右サイドからペナルティエリア右の深い位置に侵入したアドルフォ・ガイチが折り返し、フェルナンド・バレンスエラが頭で合わせると、シュートはクロスバーに直撃した。


 アルゼンチンは、19分に2度目の決定機。味方からのスルーパスに抜け出したF・バレンスエラが左足のループシュートでゴール右隅を狙ったが、これもポストに阻まれる。すると21分、アルゼンチンが先制する。背後からのボールに抜け出したマティアス・バルガスが板倉滉とのマッチアップを制し、右サイドから柔らかいクロスを供給。中央でガイチが頭で合わせると、ボールはクロスバーにも当たってゴールに吸い込まれた。


 追う展開になった日本は32分、右サイドから中央に切り込んだ田川亨介が右足でゴール右上を狙うが、強烈なシュートは惜しくもクロスバーの上に外れた。前半を通じてアルゼンチンのスピード感あふれる攻守に苦しめられた日本は、1点のビハインドで試合を折り返した。


 後半に入って持ち直した日本は59分、背後からのスルーパスに抜け出した田川がペナルティエリアの左からフィニッシュを試みるものの、相手GKヘレミアス・レデスマの飛び出しに阻まれる。62分には右サイドの深い位置でフリーキックを獲得すると、キッカーは久保。左足でゴールに向かう鋭いボールを供給するが、相手GKレデスマに弾き出された。


 日本は70分にビッグチャンスが到来。途中出場の相馬勇紀が左サイドを切り裂いてスルーパスを供給し、抜け出した久保がグラウンダーで折り返してゴール前で混戦が生じる。田川が押し込もうとするが、シュートは相手DFのブロックに阻まれてネットを揺らせなかった。74分には三好康児が右サイドから左足でファーサイドのポスト前に鋭いクロスを供給。飛び込んだ相馬が合わせようとしたが、寸前で相手DFにカットされた。


 日本は80分にも決定機を迎える。渡辺皓太が前方にシュート性の浮き球を供給し、食野亮太郎が胸で落としたボールに反応した久保が右足でボレーシュートを放ったが、枠を捉えることができない。


 試合はこのまま終了。日本は1点が遠く、アルゼンチンに0−1で敗れた。なお、U−24日本代表とU−24アルゼンチン代表は、29日に『北九州スタジアム』でも対戦する。同試合は19時45分のキックオフを予定しており、『BS朝日』にて生中継、および『TVer』でライブ配信される。


【スコア】

U−24日本代表 0−1 U−24アルゼンチン代表


【得点者】

0−1 21分 アドルフォ・ガイチ(アルゼンチン)


【スターティングメンバー】

U−24日本代表(4−2−3−1)

大迫敬介;菅原由勢、渡辺剛、板倉滉、旗手怜央(66分 古賀太陽);渡辺皓太、中山雄太;三好康児(87分 林大地)、久保建英、三笘薫(66分 相馬勇紀);田川亨介(78分 食野亮太郎)