プレミアリーグ第33節が23日に行われ、アーセナルとエヴァートンが対戦した。


 前節のフルアム戦を痛恨ドローで終え、前節終了時点で9位のアーセナルと、FAカップも含めて公式戦6試合勝利がない8位エヴァートンの一戦。エヴァートンは消化試合が1試合少なく、両チームの勝ち点差は3ポイントとなっている。来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得するためにお互い負けられない一戦となった。試合前にはクラブオーナーに反発するアーセナルのファン約1000人がスタジアムに集結し、爆竹の音が響く中、試合はスタートした。


 また、アーセナルのFWピエール・エメリク・オーバメヤンはマラリア感染で、FWアレクサンドル・ラカゼットは負傷により招集外となっている。一方、エヴァートンのドミニク・カルヴァート・ルーウィンは3試合ぶりに先発復帰を果たした。


 エヴァートンは12分、リュカ・ディニュが左サイドからクロスを入れると、これにエリア内中央のカルヴァート・ルーウィンがヘディングで合わせる。しかし、ボールはわずかにゴール左に外れた。一方のアーセナルは24分にエディ・エンケティアが、25分にはブカヨ・サカが立て続けにエリア内から狙うが、いずれも相手ディフェンダーにブロックされる。


 無得点のまま試合は進むと、エヴァートンは39分、チャンスを迎える。エリア手前でFKを獲得すると、これをギルフィ・シグルズソンが右足で直接狙う。しかし、ボールはクロスバーを直撃、惜しくも先制点とはならなかった。


 後半へ折り返したエヴァートンは47分、右サイドを突破したシェイマス・コールマンが中央へ折り返すと、走りこんだシグルズソンが右足で合わせる。しかし、相手ディフェンダーにブロックされた。アーセナルは51分、エリア内左でボールを収めたダニ・セバージョスがリチャーリソンに倒される。しかし、VARの結果、直前にオフサイドがあったとしてPKとはならなかった。


 徐々に圧力をかけるアーセナルは66分、エリア手前で左からパスを受けたダニ・セバージョスが右足でミドルシュートを放つが、GKピックフォードにセーブされた。アーセナルは74分、二コラ・ぺぺに代えてマルティン・ウーデゴーアを、エンケティアに代えてガブリエウ・マルティネッリを投入する。


 押される展開のエヴァートンは直後の76分、試合を動かす。ロングボール1本に抜けたリチャーリソンがエリア内右に侵入し、ゴールライン際から折り返す。GKベルント・レノはキャッチを試みたが、ボールは股を抜けてゴールへ。ラッキーな形で先制に成功した。アーセナルは後半アディショナルタイム3分、マルティネッリがエリア内左に抜け、シュートに持ち込むがGKピックフォードが好セーブを見せた。


 試合はこのまま終了。エヴァートンが公式戦7試合ぶりの勝利で勝ち点を52ポイントに伸ばし、5位のウェストハムとは暫定で3ポイント差。来季の欧州大会出場へ望みをつないだ。アーセナルは試合を優位に進めるもリーグ戦2試合未勝利でELが遠のく結果となった。


 次節、アーセナルは5月2日にアウェイでニューカッスルと、エヴァートンは同月1日にアストン・ヴィラと対戦する。


【スコア】

アーセナル 0−1 エヴァートン


【得点者】

0−1 76分 オウンゴール/ベルント・レノ(エヴァートン)