ヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグが29日に行われ、ビジャレアルとアーセナルが対戦した。


 ビジャレアルは準々決勝でクロアチアのディナモ・ザグレブを倒し、5シーズンぶりのELベスト4入り。対するアーセナルはチェコのスラヴィア・プラハを破って、2シーズンぶりの準決勝に駒を進めた。なお、ビジャレアルのウナイ・エメリ監督にとっては、2018年7月〜2019年11月に指揮を取った古巣との初対決となった。


 試合は立ち上がりにホームのビジャレアルが幸先よくリードを奪った。5分、ペナルティエリア右に進入したサムエル・チュクウェゼが相手2人を前に仕掛けると、こぼれたボールをマヌエル・トリゲロスが右足ダイレクトでゴール左隅に突き刺して先制点を決めた。


 さらにビジャレアルは29分、ダニエル・パレホの左CKでジェラール・モレノが頭で合わせる。これは枠を外れたが、ファーポストに走り込んでいたラウール・アルビオルが右足で押し込んで追加点を挙げた。


 2点を追うアーセナルは34分、味方のロングボールでニコラ・ペペが左サイドを抜けると、ペナルティエリア左ギリギリで倒される。一時はPKの判定だったが、VARにより、直前にペペのハンドが確認されたためPKは取り消された。


 2点リードで折り返したビジャレアルはハーフタイムにパコ・アルカセルを下げてフランシス・コクランを投入。コクランも古巣対決となった。後半に入って反撃に出たいアーセナルだったが、57分にダニ・セバージョスが相手MFパレホの足を踏みつけてしまい、2枚目のイエローカードを受けて退場となった。


 10人となったアーセナルは73分、ブカヨ・サカがエリア内で倒されてPKを得ると、キッカーのニコラ・ペペがゴール中央に蹴り込んで1点を返した。1点差とされたビジャレアルは80分、エティエンヌ・カプーがサカへのタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場。これで試合は10人対10人となった。なお、カプーはサカと衝突した際に負傷し、担架で運び出された。


 アーセナルは後半アディショナルタイム4分、途中出場のピエール・エメリク・オーバメヤンがエリア右からシュートを放ったが、これはGKヘロニモ・ルジにセーブされた。試合はこのままタイムアップを迎え、アーセナルの反撃は1点にとどまり、ホームのビジャレアルが先勝した。セカンドレグは5月6日にアーセナルのホームで行われる。


【スコア】

ビジャレアル 2−1 アーセナル


【得点者】

1−0 5分 マヌエル・トリゲロス(ビジャレアル)

2−0 29分 ラウール・アルビオル(ビジャレアル)

2−1 73分 ニコラ・ペペ(PK/アーセナル)