マンチェスター・Cが王者に輝き、降格3クラブもすべて決まった。トップ4争いの決着がついていないとはいえ、2020−21シーズンのプレミアリーグはいよいよフィナーレを迎えようとしている。


 そんな中、イギリスメディア『Football365』は「各クラブ1人ずつ」というルールで、今季のベストイレブンを選出。特に印象的な活躍を見せた選手たちを振り返ってみよう。


※以下の情報はすべて5月13日時点のもの

[写真]=Getty Images


◆ ▼GK ニック・ポープ(バーンリー)


今季リーグ戦成績:32試合出場/0ゴール0アシスト


ベストGKに選出されたのは、バーンリーの守護神ポープだ。今季20試合以上に出場したGKの中で、リーグトップのセーブ率を誇る。「シーズンの大半で降格争いをしてきたチームにおいて、11ものクリーンシートを記録しているのは純粋な魔法だ」と『Footall365』も賛辞を送る。


◆▼DF ルーク・アイリング(リーズ)


今季リーグ戦成績:35試合出場/0ゴール0アシスト


プレミアリーグ復帰1年目で躍進を果たしたリーズからは、アイリングが選出された。リーグ公式サイトによると、タックル数99回は今季最多。またデータサイト『Opta』によると、5月6日時点で「ボールを持って前進した距離」が5421メートルを数え、これはリオネル・メッシ(5244メートル)らを上回る欧州5大リーグNo.1だという。プレミア初挑戦ながら、際立った数字を残している。


◆▼DF ルベン・ディアス(マンチェスター・C)


今季リーグ戦成績:30試合出場/1ゴール0アシスト


「今季のベストプレーヤー。まさに驚異的」。そう絶賛した『Football365』のみならず、他のメディアや識者の間でも“シーズンMVP”に推す声が圧倒的に多い。マンチェスター・Cのリーグ制覇の立役者であり、存在感の大きさはフィルジル・ファン・ダイクやジョン・テリーにも例えられる。


◆▼DF エズリ・コンサ(アストン・ヴィラ)


今季リーグ戦成績:32試合出場/2ゴール0アシスト


リーズと共に今季のプレミアを沸かせたアストン・ヴィラ。守護神のエミリアーノ・マルティネスや主将を務めるジャック・グリーリッシュも特筆すべき活躍を見せたが、今回のベストイレブンに選ばれたのは23歳の若きセンターバックだった。今ではリヴァプールの補強候補に名前が挙がり、同クラブOBのジェイミー・キャラガーも「素晴らしいDF」とポテンシャルの高さを認めている。


◆▼DF リュカ・ディニュ(エヴァートン)


今季リーグ戦成績:26試合出場/0ゴール7アシスト


リヴァプールやマンチェスター・Uには左サイドバック以外に相応しい候補者がいたため、ディニュの選出に「迷うことはなかった」と『Football365』。現にDF登録選手としてリーグ最多の7アシストを記録した。そのうちの4つは大ブレイクを果たしたドミニク・カルヴァート・ルーウィンの得点をお膳立てしたもの。クラブの年間MVPに相応しいという声もあるようだ。


◆▼MF ウィルフレッド・ディディ(レスター)


今季リーグ戦成績:24試合出場/1ゴール3アシスト


ピッチ上に必ず置いておきたい選手――エンディディはそんなプレーヤーのひとりだろう。スポットライトを浴びる機会はそう多くないが、長いリーチと運動量、そして的確なボール奪取でチームに貢献する。“エンゴロ・カンテの後継者”と称されながら、自分を見失うことなく、日々の努力を惜しまない好青年でもある。


◆▼MF トマーシュ・ソウチェク(ウェストハム)


今季リーグ戦成績:35試合出場/9ゴール1アシスト


ウェストハムではデクラン・ライスも候補の一人だったが、同タイプのディディを選出したので、“ボックス・トゥ・ボックス”タイプのソウチェクを選んだと『Football365』。得点数「9」はジェシー・リンガードと並ぶチームトップ、タックル数「69」もチーム2番目の好記録と、説得力のある数字も残している。「今季の移籍組でトップ10に入る選手」だと同メディアは評価する。


◆▼MF メイソン・マウント(チェルシー)


今季リーグ戦成績:34試合出場/6ゴール5アシスト


トーマス・トゥヘル監督就任前と就任後で、全く異なるシーズンを送ることになったチェルシーだが、シーズンを通じて素晴らしい活躍を見せているのがマウントだ。得点関与数「11」はチーム2番目の成績であり、「チェルシーのベストプレーヤーとしての地位を確立した」と『Football365』も賛辞を惜しまない。


◆▼MF ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)


今季リーグ戦成績:35試合出場/17ゴール11アシスト


マンチェスター・Uからは、やはりこの男が選出された。『Football365』も、「彼がいなければ、今季のマンチェスター・Uは10から12ポイントの勝ち点を失っていたと言っても過言ではない」と記事をつづったほどだ。来季のチャンピオンズリーグ出場権は確保したが、26日に行われるヨーロッパリーグ決勝に勝てば、マンチェスター・Uでの初タイトルとなる。


◆▼FW モハメド・サラー(リヴァプール)


今季リーグ戦成績:33試合出場/20ゴール4アシスト


極度のスランプに陥ったリヴァプールの中で、例年同様のパフォーマンスを披露しているのがサラーだろう。今季も公式戦20ゴール以上を挙げ、プレミアリーグでは得点王のタイトル奪還の可能性がある。苦しいシーズンを送るなか、ファンにとっては数少ない好材料と言える。


◆▼FW ハリー・ケイン(トッテナム)


今季リーグ戦成績:32試合出場/21ゴール13アシスト


サラーを上回るプレミア最多の21ゴールをマーク。さらに13アシストもリーグトップだ。しかし、今季もトロフィーを獲得できず、トップ4入りもかなり厳しくなった。ベストイレブンに選出されるのは当然だが、本人は納得していないはずだ。


(記事/Footmedia)