トッテナムは、イタリア人指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の招へいを見送るようだ。18日、イギリスメディア『アスレティック』が報じた。


 4月19日にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任して以降、正式監督が不在の状態が続くトッテナム。2014年夏から2019年11月までチームを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ前監督(現パリ・サンジェルマン)の復帰や、今季のインテルを11年ぶりのセリエA優勝に導いたアントニオ・コンテ氏(フリー)の就任などが噂されたものの、いずれも交渉はまとまらず。


 その後、今季までローマを指揮していたフォンセカ氏の就任が有力視されるようになったが、税制上の問題などもあり破談になったと17日に現地各メディアによって報じられていた。そんななか、ガットゥーゾ氏は新たな監督候補として名前が浮上。報道によると、同氏とトッテナムは話し合いの場を設けたようものの、合意には至らなかったようだ。


 また『アスレティック』は、“スパーズ”のファンがガットゥーゾ氏の就任に拒否反応を示したとも伝えている。ガットゥーゾ氏が過去に発信した、女性のサッカー参加や同性婚、人種差別をめぐるコメントがファンによってSNS上でシェアされ、ハッシュタグ「#NoToGattuso(ガットゥーゾにノー)」が英国のツイッターで一時トレンド入りしていたようだ。


 現役時代にミランやイタリア代表で活躍したガットゥーゾ氏は現在43歳。これまでにミランやナポリなどを率い、2021−22シーズンからフィオレンティーナの監督に就任する予定だった。しかし、補強方針をめぐってクラブの上層部と対立し、双方同意の上で合意が取り消しになったことが17日に発表されていた。