デンマークサッカー協会(DBU)は18日、同国代表MFクリスティアン・エリクセンが手術を終えて退院したことを発表した。


 エリクセンは、12日に行われたEURO2020・グループB第1節フィンランド戦の43分に突然意識を失って倒れ込み、ピッチ上で心臓マッサージなどの救命処置を受けて病院に搬送されていた。すぐに意識を取り戻したものの、スタジアム近くのデンマーク国立病院に入院。様々な検査を行った結果、心臓の活動を監視する植え込み型除細動器(ICD)の装着が決まっていた。


 DBUの声明によると、エリクセンは無事に手術が終了し、18日にデンマーク国立病院を退院した。その後はコペンハーゲン北部にある代表チームのキャンプ地を訪れてチームメイトと再会したのち、帰宅して家族との時間を過ごすという。


 同選手はDBUを通じて、「数多くのメッセージをありがとう。素晴らしい気持ちになったよ。手術は無事終わり、この状況でも元気でいるよ。昨夜、素晴らしい試合をしたチームメイトたちに再会できて本当に嬉しかった。言うまでもないけど、月曜(21日)のロシア戦もチームを応援しているよ」とコメントした。


 デンマーク代表は、前日17日にEURO2020・グループB第2節でベルギー代表と対戦。試合開始99秒で先制するなど、FIFAランキング1位相手に善戦したものの、1−2の逆転負けを喫した。この試合の10分には両チームがプレーを止めて、選手、審判、サポーターたちがスタジアム近くで入院していたエリクセンに約1分間の拍手を捧げていた。