東京オリンピック女子サッカー競技の一次ラウンド第2節が24日に行われた。


 なでしこジャパン(日本)はイギリスに押し込まれる展開を耐える時間が続いていたものの、74分に相手FWエレン・ホワイトにワンチャンスをものにされて失点。反撃及ばず、0−1で敗れた。勝利したイギリスは2連勝で準々決勝進出を決めている。


 チリと対戦したカナダは、20分にジャニン・ベッキーがPKを失敗する。それでも38分にベッキーが先制点を挙げると、後半立ち上がりに同選手が追加点。チリは57分、カレン・アラヤがPKを成功させて1点差に詰め寄るが、反撃は及ばず。カナダが2−1で勝利した。


 中国vsザンビアはお互いが積極的にゴールを目指すオープンな展開に。中国に退場者が出た激闘の末、4−4で引き分けた。なお、ザンビアのバーバラ・バンダは初戦に続いて2試合連続で3ゴールを記録し、1大会に2度のハットトリックを達成した五輪女子サッカー史上初の選手となった。


 ともに初戦で大勝を収めたオランダとブラジルの一戦は、3分にフィフィアネ・ミデマーが巧みな反転からオランダに先制点をもたらすが、ブラジルは16分にデビーニャの得点で追いつく。オランダは60分にミデマーがクロスに頭で合わせて勝ち越したものの、ブラジルは65分にマルタのPKで再度追いつくと、68分に相手のバックパスを奪ったルドミラが逆転ゴールを挙げる。すると79分、オランダはドミニク・ヤンセンが直接フリーキックを成功させて、試合は振り出しに戻る。このまま3−3のドローに終わった。


 オーストラリアと対戦したスウェーデンは、20分にグラウンダークロスをフリードリナ・ロルフォが押し込んで先制。しかし、前半終盤と後半立ち上がりにサマンサ・カーのヘディングゴールを許して逆転される。それでもスウェーデンは52分に追いつくと、63分にロルフォが勝ち越しゴールをマーク。70分にカーのPKをストップしたスウェーデンは、82分にダメ押しの4点目を奪って4−2で逆転勝利した。スウェーデンは2連勝でグループステージ突破を決めた。


 初戦の黒星で44試合連続無敗記録が途絶えたアメリカだったが、ニュージーランド戦は9分に幸先よく先制。前半終了間際にコーナーキックの流れからリードを広げたアメリカは後半、2つのオウンゴールやアレックス・モーガンの得点など4点を加え、6−1で大勝した。


 第2節の試合結果と順位表、最終節の対戦カードは以下の通り。


■試合結果

▼グループE

チリ 1−2 カナダ

日本 0−1 イギリス


▼グループF

中国 4−4 ザンビア

オランダ 3−3 ブラジル


▼グループG

スウェーデン 4−2 オーストラリア

ニュージーランド 1−6 アメリカ


■順位表

※()内は勝ち点/得失点差


▼グループE

1位 イギリス(6/+3)

2位 カナダ(4/+1)

3位 日本(1/−1)

4位 チリ(0/−3)


▼グループF

1位 オランダ(4/+7)

2位 ブラジル(4/+5)

3位 中国(1/−5)

4位 ザンビア(1/−7)


▼グループG

1位 スウェーデン(6/+5)

2位 アメリカ(3/+2)

3位 オーストラリア(3/−1)

4位 ニュージーランド(0/−1)


■次節対戦カード(7月27日)

▼グループE

20:00 チリ vs 日本

20:00 カナダ vs イギリス


▼グループF

20:30 オランダ vs 中国

20:30 ブラジル vs ザンビア


▼グループG

17:00 ニュージーランド vs スウェーデン

17:00 アメリカ vs オーストラリア