日本代表に招集されたDF長友佑都が30日、オンライン上での取材対応を実施した。


 長友は2020年夏からはフランスの名門マルセイユでプレーし、2020−21シーズンは公式戦29試合に出場した。今夏に契約満了で退団して以降、無所属となっているが、9月に行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選に臨む日本代表メンバーに選出された。


 所属先が決まらないことについて長友は「焦っても仕方がない」と言及。「移籍の問題は自分の意思だけで決まるものでも無い。去年もこんな感じだったので、全然自分自身は落ち着いていますし、経験があるので焦ることはない」とフリーの長友にとっては大きな問題にはならないものの、欧州の移籍市場閉幕が迫っている中、焦ってはいないことを明かした。


「僕自身は焦りもなく、冷静に見ている。結局自分の意思だけでは決まらない。自分を欲してくれたチームで自分自身が輝く努力をするだけなので、そこはブレていない。冷静にこの2日間を見ています」


 今夏の移籍市場では大迫勇也がブレーメンからヴィッセル神戸に加入したほか、マルセイユで同僚だった酒井宏樹が浦和レッズに移籍を果たすなど、海外からJリーグに復帰した選手たちもいる。現在無所属となっている長友だが、今季も引き続き欧州でのプレーを希望していること明かした。


「彼らは経験があるので、欧州のトップレベルも分かっている。むしろ、彼らにとったら、最終予選が月一回のペースで続くので、移動の負担を考えれば、それもいい選択だと思う。まだ市場期限は残っているのでわからないですけど、なるべく過酷な環境で勝負したい、挑戦したいという哲学がありますので、そこは変わらずに持っています」


 無所属ながらコンディションを保つ秘訣については「日々のトレーニングしかない」とパーソナルコーチとトレーニングをしていることを明かした長友。「日々のトレーニングをしっかりやっていましたし、ケアの部分も高い質でできていたので、コンディション的には自分はいい状態だと思っています。ただ、サッカーの感覚は別問題でもある。でもコンディションがいいとそこはしっかりとすぐ戻ると思うので、そこは心配していない」とコンディション的には問題がないことを強調した。


 日本代表は9月2日にFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選でオマーン代表と、7日には同じくW杯最終予選で中国代表と対戦する。長友は「まずは自分が出場したら、最終予選は厳しい戦いになるだろうから、自分のパフォーマンスをしっかり出せるようにというところと。出なかったとしても、自分の経験を伝えたり、モチベートしたり、自分はメンター的な役割もできると思うので、そこも含めてチームに貢献したい」と意気込みを語った。