欧州5大リーグの夏の移籍市場が8月31日で閉幕したのに続き、9月7日にはロシア・プレミアリーグ、同8日にはトルコのスュペル・リグでも移籍マーケットが閉じた。


 かつてないほど活発な動きを見せた欧州の移籍市場。ここでは、各国リーグの移籍金最高額で新クラブに加入した選手たちを紹介する。


※移籍金は『transfermarkt』を参照

※日本円は9月9日時点のレートで換算

[写真]=Getty Images


◆■イングランド/プレミアリーグ


ジャック・グリーリッシュ(イングランド/25歳)

アストンヴィラ→マンチェスター・C

移籍金:1億1750万ユーロ(約153億円)


 欧州主要リーグで今夏の移籍金ランキング1位となったのがグリーリッシュ。1億1750万ユーロ(約153億円)は、マンチェスター・C、プレミアリーグ、そしてイングランド人の史上最高額でもある。2位に入ったのは、チェルシーに加入したロメル・ルカクで、移籍金は1億1500万ユーロ(約150億円)だった。


◆■フランス/リーグ・アン


アクラフ・ハキミ(モロッコ/22歳)

インテル→パリ・サンジェルマン

移籍金:6000万ユーロ(約78億円)


 大型補強を敢行したパリ・サンジェルマンだが、リオネル・メッシやセルヒオ・ラモスなどはフリートランスファーで獲得。今夏のリーグ最高額となったのはハキミで、移籍金6000万ユーロ(78億円)だった。これはDFとしてのクラブ史上最高額でもある。


◆■ドイツ/ブンデスリーガ


ダヨ・ウパメカノ(フランス/22歳)

ライプツィヒ→バイエルン

移籍金:4250万ユーロ(約55億円)


 ブンデスリーガでも、DFが今夏の移籍金ランキング1位に。ウパメカノはライプツィヒで同僚だったマルセル・サビツァー、同クラブでも指導を受けたユリアン・ナーゲルスマン監督と共に王者バイエルンの一員となった。移籍金でリーグ2番目に高額だったのは、PSVからドルトムントに加入したドニエル・マレンで、3000万ユーロ(約39億円)だった。


◆■イタリア/セリエA


タミー・アブラハム(イングランド/23歳)

チェルシー→ローマ

移籍金:4000万ユーロ(約52億円)


 7歳の頃から過ごしたチェルシーを退団し、ローマへ完全移籍。その際に支払われた4000万ユーロ(約52億円)がセリエAにおける今夏の移籍金最高額となった。アブラハムに次ぐのは元同僚のフィカヨ・トモリで、今夏にチェルシーからミランへの完全移籍が成立。移籍金は2920万ユーロ(約38億円)だった。


◆■スペイン/ラ・リーガ


ロゴリゴ・デ・パウル(アルゼンチン/27歳)

ウディネーゼ→アトレティコ・マドリード

移籍金:3500万ユーロ(約46億円)


 メッシやS・ラモスなど大物の流出が目立ったラ・リーガで今夏最高額を記録したのはデ・パウル。移籍金3500万ユーロ(約46億円)は、ウディネーゼが受け取った移籍金としては史上最高額となる。ラ・リーガ2番目の高額選手はレアル・マドリード入りが決まったエドゥアルド・カマヴィンガで、3100万ユーロ(約40億円)だった。


◆■ロシア/プレミアリーグ


ジョン・コルドバ(コロンビア/28歳)

ヘルタ・ベルリン→クラスノダール

移籍金:2000万ユーロ(約26億円)


 ロシア・プレミアリーグで移籍金最高額を記録したのは、コロンビア代表FWのコルドバ。ロシアリーグ初参戦となるストライカーの獲得に2000万ユーロ(約26億円)が支払われた。


◆■ウクライナ/プレミアリーグ


ペドリーニョ(ブラジル/23歳)

ベンフィカ→シャフタール

移籍金:1800万ユーロ(約23億円)


 ウクライナリーグの移籍金トップは、ベンフィカからシャフタールに加入したペドリーニョ。移籍金は1800万ユーロ(約23億円)だった。フェルナンジーニョ、ウィリアン、フレッジなど、シャフタールを経由して欧州5大リーグ入りを果たしたブラジル人選手は多く、ペドリーニョの今後に期待がかかる。


◆■ポルトガル/プリメイラ・リーガ


ロマン・ヤレムチュク(ウクライナ/25歳)

ヘント→ベンフィカ

移籍金:1700万ユーロ(約22億円)


 ベンフィカが今夏のリーグ最高額で獲得したのは、ウクライナ代表の長身FWヤレムチュク。EURO2020で2ゴールを決める活躍を見せ、争奪戦が勃発した。ミランやローマも関心を寄せるなか、ポルトガル行きが決まった。


◆■オランダ/エールディヴィジ


モハメド・ダラミー(デンマーク/19歳)

コペンハーゲン→アヤックス

移籍金:1200万ユーロ(約16億円)


 育成の名門アヤックスが今夏のリーグ最高額で獲得したのは、19歳のダラミー。スピード豊かなアタッカーで、1日のスコットランド戦でA代表デビューを果たした。移籍金1200万ユーロ(約16億円)は、10代として今夏のトップ10に入る。


◆■ベルギー/ジュピラー・プロ・リーグ


カマル・ソワー(ガーナ/21歳)

レスター→クラブ・ブルージュ

移籍金:900万ユーロ(約12億円)


 日本人選手も活躍するベルギーで今夏最高額の移籍金を記録したのはソワー。ガーナ生まれの攻撃的MFで、昨季王者のクラブ・ブルージュが移籍金900万ユーロ(約12億円)でレスターから獲得した。昨季までベルギーのOHルーヴェンに貸し出されていたため、実質的なステップアップとなる。


◆■トルコ/スュペル・リグ


ヴィクトル・ネルソン(デンマーク/22歳)

コペンハーゲン→ガラタサライ

移籍金:700万ユーロ(約9億円)


 トルコリーグの移籍金最高額を記録したのは、デンマーク代表DFのネルソン。U−21代表でキャプテンを務めたセンターバックは、700万ユーロ(約9億円)の移籍金と引き換えに初の国外挑戦を決断した。


◆■スコットランド/スコティッシュ・プレミアリーグ


古橋亨梧(日本/26歳)

ヴィッセル神戸→セルティック

移籍金:540万ユーロ(約7億円)


 スコットランドで今夏、移籍金最高額を記録したのは古橋だった。セルティックが支払った額は540万ユーロ(約7億円)とされ、Jリーグから海外移籍を果たした日本人選手としては史上最高額になる。早くもゴールを量産しているが、記録にも記憶にも残る選手になることを期待したい。


(記事/Footmedia)