セリエA第6節が27日に行われ、ラツィオとローマが対戦した。


 公式戦通算177回目の首都ダービーは、10分にラツィオが先制する。右サイドからフェリペ・アンデルソンがストレート系のピンポイントクロスを供給すると、セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチが頭で押し込んだ。


 19分、ラツィオがリードを広げる。自陣でのボール奪取からカウンターを展開し、チーロ・インモービレがドリブルで左サイドを駆け上がる。十分に相手を引きつけて中央へと折り返し、走り込んだペドロ・ロドリゲスが右足でゴール右下隅へと流し込んだ。今夏にローマからラツィオへと禁断の移籍を果たしたペドロは、移籍後初ゴールを古巣相手に記録した。


 ローマは27分、左コーナーキックからジョルダン・ヴェレトゥがインスイングのボールを供給。ファーでニコロ・ザニオーロが頭で合わせたものの、ポストに阻まれた。


 41分、ローマが1点を返す。左CKからヴェレトゥがニアに浮き球を送ると、競り勝ったロジェール・イバニェスが頭でゴール右に流し込んだ。ローマは1点のビハインドで折り返した。


 63分、ラツィオがリードを広げる。自陣でのボール奪取からルイス・アルベルトが絶妙のスルーパスを前方に通し、インモービレが抜け出す。インモービレは飛び出してきた相手GKを冷静にかわし、飛び込んだF・アンデルソンにラストパスを託す。F・アンデルソンはダイレクトでゴール左下に流し込んだ。


 再び2点差となったローマだが、67分にザニオーロが倒されてPKを獲得。キッカーのヴェレトゥはコースを読まれながらもゴール左に突き刺し、再び1点差に詰め寄る。


 ローマは73分、敵陣でのボール奪取から速攻に転じ、タミー・アブラハムの浮き球パスにザニオーロが抜け出す。またぎを挟んで右足を振り抜いたが、相手GKホセ・マヌエル・レイナの好セーブに阻まれる。81分にはカルレス・ペレスがドリブルで右サイドを切り裂き、サイドを変えるパスを供給。受けたエルドル・ショムロドフは右足で強烈なシュートを放ったが、これもレイナに防がれる。


 突き放したいラツィオは83分、ミリンコヴィッチ・サヴィッチのスルーパスに抜け出したインモービレがペナルティエリア内で右足を振り抜いたが、わずかに枠を外れる。


 最後までオープンな展開が続いた試合は、ラツィオが逃げ切りに成功して終了。ラツィオはリーグ戦4試合ぶりの白星で今季3勝目、ローマは2試合ぶりの黒星で今季2敗目となった。


 次戦、ラツィオは30日にヨーロッパリーグでロコモティフ・モスクワと、ローマは同日にヨーロッパカンファレンスリーグでゾリャ・ルハーンシクと対戦する。週末のリーグ戦では、ラツィオは10月3日にボローニャと、ローマは同日にエンポリと対戦する。


【スコア】

ラツィオ 3−2 ローマ


【得点者】

1−0 10分 セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ(ラツィオ)

2−0 19分 ペドロ・ロドリゲス(ラツィオ)

2−1 41分 ロジェール・イバニェス(ローマ)

3−1 63分 フェリペ・アンデルソン(ラツィオ)

3−2 69分 ジョルダン・ヴェレトゥ(ローマ)