エヴァートンのマルセル・ブランズFD(フットボール・ディレクター)が、マンチェスター・Uに所属する同胞のMFドニー・ファン・デ・ベークについて語った。4日、オランダメディア『NOS』が伝えた。


 現在24歳のファン・デ・ベークは、2020年夏にアヤックスからマンチェスター・Uへと完全移籍。大きな期待とともに“赤い悪魔”の一員となったが、オーレ・グンナー・スールシャール監督からは十分な出場機会を与えられておらず、ベンチを温める日々が続いている。


 そんなファン・デ・ベークには、今夏の移籍市場でエヴァートンが接近。レンタル移籍が噂されていたものの、マンチェスター・Uが応じなかったために移籍が破談に終わったと、のちに同選手の代理人が明かしていた。


『NOS』の番組に出演したブランズ氏は、「我々は彼を候補者リストに載せていた」と、ファン・デ・ベークへの関心が事実だったことを明かした。同氏は、「移籍市場の最初にユナイテッドへ問い合わせたが、ダメだった。終盤にも彼の代理人から『やっぱりレンタル移籍できるかもしれない』という連絡があったが、最後の最後でまたしても移籍が止められてしまった」と振り返っている。


 1月の移籍市場でファン・デ・ベークの獲得に再挑戦するのか、との質問に対してブランズ氏は、「相手クラブの協力は常に欠かせない。それにまだ10月の初めだから、ケガなどいろいろなことが起こりうる。ユナイテッドは複数の大会でプレーしているから、今はまだ何とも言えない」と回答。


 また、ブランズ氏は冷や飯を食うファン・デ・ベークの現状にも触れ、「もちろん、ドニーにとっては残念なものだ。彼が非常に優れた選手であることは疑いの余地がない。あのような選手はプレー機会を望むし、オランダ代表に戻りたいと思っている」と同情を寄せた。一方、「マンチェスター・Uのようなクラブでは、プレッシャーが大きく、競争も激しいことは理解している。クリスティアーノ・ロナウドやジェイドン・サンチョ、ポール・ポグバらと先発の座を争うのだからね」ともコメントしている。