プレミアリーグ第8節が17日に行われ、ニューカッスルとトッテナムが対戦した。


 先日にサウジアラビアの政府系ファンドなどからなるグループによって買収が成立したニューカッスル。新時代の幕開けとなる記念すべき一戦で幸先よく2分に先制する。タイミングよくオーバーラップしたハビエル・マンキージョが右サイドの深い位置から高速のクロスを送ると、カラム・ウィルソンが頭で押し込んだ。


 序盤こそ『セント・ジェームズ・パーク』の圧力に屈したトッテナムだったが、ボールを握って試合を落ち着かせると、17分に試合を振り出しに戻す。左サイドの深い位置からセルヒオ・レギロンがグラウンダーで折り返すと、ペナルティエリア中央で受けたのはタンギ・エンドンベレ。相手の寄せが甘かったこともあり、余裕を持って右足でゴール右隅に突き刺した。


 トッテナムは22分、ピエール・エミール・ホイビュルクの浮き球パスにハリー・ケインが抜け出し、飛び出した相手GKの頭上を通してネットを揺らす。最初はオフサイドでゴールが認められなかったが、VARによるレビューの結果オンサイドが確認され、トッテナムが逆転する。ケインは待望の今季プレミアリーグ初得点となった。


 すると40分、ピッチ外でアクシデントが発生。スタンドにいた観客の一人への医療処置のため試合が中断し、選手たちは一度ロッカールームへと引き上げる。それでも、観客の無事が確認されると、中断から約15分後に選手たちはプレーを再開させた。なお、処置を受けた観客は病院に運ばれ、容体は安定しているようだ。


 前半アディショナルタイム3分、トッテナムがリードを広げる。ルーカス・モウラとエンドンベレが自慢のテクニックを生かして、ペナルティエリア手前で複数の相手を無力化。ルーカスがペナルティエリア右にスルーパスを通すと、抜け出したケインがグラウンダーで折り返し、ソン・フンミンが押し込んだ。


 トッテナムが主導権を握ったまま迎えた83分、トッテナムはコーナーキックからカウンターを展開し、ソンのスルーパスに抜け出したレギロンがペナルティエリア手前でジョンジョ・シェルヴィーのファウルを誘う。シェルヴィーはこのプレーで2枚目のイエローカードを提示され、ニューカッスルは残り時間を数的不利で戦うことになった。


 89分、ニューカッスルが1点を返す。右サイドで獲得したフリーキックから、ジェイコブ・マーフィーがゴール前に落ちるボールを供給。これがクリアを試みた相手DFエリック・ダイアーのオウンゴールを誘った。


 ニューカッスルの反撃は及ばず、試合はこのまま終了。ニューカッスルは2連敗で開幕8戦未勝利、トッテナムは2連勝で今季5勝目となった。


 次節、ニューカッスルはは23日にクリスタル・パレスと対戦。トッテナムはヨーロッパカンファレンスリーグのフィテッセ戦を挟んで、24日にウェストハムと対戦する。


【スコア】

ニューカッスル 2−3 トッテナム


【得点者】

1−0 2分 カラム・ウィルソン(ニューカッスル)

1−1 17分 タンギ・エンドンベレ(トッテナム)

1−2 22分 ハリー・ケイン(トッテナム)

1−3 45+3分 ソン・フンミン(トッテナム)

2−3 89分 オウンゴール/エリック・ダイアー(ニューカッスル)