FC琉球は20日、樋口靖洋監督との契約を18日付で解除したことをクラブ公式サイトで発表した。


 クラブ公式サイトには「目標のJ1昇格が厳しくなった今、直近の7試合の戦績(1分6敗)を踏まえ、今季の更なる上位進出を目指すと同時に、来シーズンに向けての準備としてチームの立て直しを図るため、第34節の愛媛戦をもって樋口靖洋監督との契約を解除いたしました」と掲載されている。


 また、同サイトには以下のように樋口氏のコメントが掲載されている。


「残り8試合を残してチームを離れる事になり、チーム関係者、選手・スタッフは勿論、これまで応援して頂いたファン・サポーターの皆様に大変申し訳なく思います」


「最後までやり切れなかった事は、本当に残念であり悔しい気持ちが強く残っていますが、 J1昇格の可能性がほぼ無くなった事と、直近の戦績の結果責任は監督にあり、このクラブの判断は受け入れなければいけないものだと思っています」


「昇格という目標は叶いませんでしたが、『沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー』を貫き、そのスタイルを積み上げ、クラブの礎となるものは築けたのではないかと思います」


「これからは、FC琉球のファンとして大好きな沖縄を訪れたいと思います」


 現在60歳の樋口氏は、1980年に日産自動車サッカー部(現横浜F・マリノス)に入団すると、1985年には日産サッカースクールのコーチに就任して指導者の道を歩き始める。1999年からは横浜FMのトップチームコーチに昇格し、2006年にはモンテディオ山形の監督に就任した。以降は、大宮アルディージャや横浜FCなどを率い、2013年には古巣・横浜FMで21年ぶりの天皇杯優勝を達成。その後は、ヴァンフォーレ甲府やY.S.C.C.横浜を経て、2019年から琉球を指揮してきた。


 また、琉球は後任として喜名哲裕ヘッドコーチが新監督に就任することも併せて発表している。現在44歳の喜名新監督は「今回の監督交代はヘッドコーチとしてサポート出来なかった責任を強く感じております」とコメント。「2016年よりFC琉球トップチームに携わり多くのことを学び成長させていただいた中で恩もありますし今回、監督を引き受ける決断をいたしました」と、決意を語っている。


 琉球は現在、明治安田生命J2リーグで34試合を消化し、15勝7分12敗。勝ち点「52」で8位に位置している。