バルセロナとの新契約にサインしたスペイン代表FWアンス・ファティが、21日に記者会見を行なった。同日にスペイン紙『マルカ』が伝えている。


 今月31日に19歳を迎えるファティは、2012年にバルセロナの下部組織に加入。2019年に16歳と298日でトップチームデビューを果たした。今季からはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマン)が背負っていた背番号「10」を託され、20日に2027年6月30日までの新契約に合意した。


 契約延長に際して会見を行ったファティは、「最初の日に代理人に言ったのは、残留することが第一希望だということだった。僕は常にここで成長し、成功したいと思っていた」と契約延長の喜びを口に。昨季はひざのケガに泣かされてシーズンの大半を棒に振った同選手は、「昨年はケガでコパ・デル・レイ(国王杯)の決勝に出場できなかった。今年はすべての大会に出場し、優勝するために戦うよ」と意気込みを示している。


 契約延長後に最初の試合となるのは、24日に控えるレアル・マドリードとの伝統の一戦“エル・クラシコ”。「クラシコでプレーするのはいつだってモチベーションになる。レアル・マドリードは僕らの最大のライバルだ。クラシコには“本命”の勝者が存在しないし、ホームでプレーできるのは僕らにとって有利な要素だ」と、必勝を宣言した。


 また、ファティは背番号「10」にも言及し、「他の選手が着用してもおかしくなかったけど、幸運にも僕にめぐってきた。僕に着用を提案してくれたキャプテンたちに感謝している」と決定の経緯を明かした。これまでにクラブのレジェンドたちが背負ってきた番号を継承することを「プレッシャーではなくモチベーション」と語る同選手は、次のように飛躍を誓っている。


「レオ(メッシの愛称)がやってきたことには誰も敵わないし、僕は僕の道を進むしかない。僕は数字にとらわれず、自分が何に貢献できるかだけを考えている」