ベネズエラサッカー連盟(FVF)は11月30日、ホセ・ペケルマン氏がベネズエラ代表監督に就任することを公式サイトで発表した。ベネズエラ代表では、8月に指揮官を務めていたジョゼ・ペセイロ氏が賃金未払いを理由に辞任しており、FVFと5年契約を結んだペケルマン氏はレオナルド・ゴンサレス暫定監督の後任となる。


 公式サイトは、FVFのホルヘ・ヒメネス会長の言葉を紹介。「我々は、就任した最初の日からこの国のサッカーを向上させるために取り組んできた。経験があり、ベネズエラ代表で変革を成し遂げてくれる指揮官を探していた。ペケルマンはこれらの側面を満たしている」と、ペケルマン氏に白羽の矢が立った理由を説明した。


 また、ペケルマン氏は就任発表の場で「私は希望に満ちているよ。正しい場所にいると分かっているからね」とコメント。「希望に満ちたスタートだ。代表チームには明日などなく、選手たちは今日のことを考えなければならない」と、FIFAワールドカップカタール2022南米予選で14試合を消化して2勝1分11敗の勝ち点7にとどまり、最下位に沈んでいるチームの奮起を促した。成績上位4チームが自動的に本大会出場権を獲得し、5位が大陸間プレーオフにまわる南米予選で、ベネズエラ代表は4位のコロンビア代表、5位のペルー代表に勝ち点「10」差をつけられており、すでに予選敗退が決定している。


 現在72歳のペケルマン氏は、アルゼンチンのビジャ・ドミンゲス出身。現役時代は母国クラブのアルヘンティノス・ジュニアーズや、コロンビアのインデペンディエンテ・メデジンでプレーした。現役引退後にアルゼンチンに戻ると、本格的に指導者の道へと進み、1994年にはU−20アルゼンチン代表の監督に就任。3度のワールドユース優勝という実績を残した。2004年から2006年にかけてアルゼンチン代表の監督を務めると、2012年にはコロンビア代表監督に就任。チームをFIFAワールドカップブラジル2014でベスト8、FIFAワールドカップロシア2018ではベスト16に導き、2018年に退任していた。