日本代表FW南野拓実が所属するリヴァプールは、ユルゲン・クロップ監督との契約を2026年6月30日まで延長した。28日にクラブ公式サイトで発表した。


 現在54歳のクロップ監督は、現役引退後の2001年2月にマインツで指導者キャリアをスタートさせ、2004年にクラブ史上初のブンデスリーガ1部昇格に導いた。2008年夏からはドルトムントの監督に就任。元日本代表MF香川真司(現シント・トロイデン)らを率い、2011年と2012年にブンデスリーガ2連覇を達成した。


 2015年10月にリヴァプールの監督に就任すると、低迷していた名門を立て直すことに成功。2018−19シーズンに14年ぶり6度目となるチャンピオンズリーグ(CL)優勝、2019−20シーズンには30年ぶり19度目となるイングランド1部リーグ優勝に導いた。これまで公式戦通算371試合で指揮を執り、232勝77分62敗の成績を収めている。


 今シーズンはカラバオ・カップ(リーグ杯)を制し、FAカップでは決勝、CLではベスト4に進出。プレミアリーグでは首位マンチェスター・Cとし烈な優勝争いを繰り広げており、前人未到の4冠の可能性を残している。


 クロップ監督は契約延長に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。


「このニュースに対して私が感じた思いを表現する言葉はたくさんある。喜び、恐縮、感謝、特権、そして興奮がその始まりだろう」


「この場所には愛すべきものがたくさんある。ここに来る前からわかっていたことだったが、実際に来てからその思いは深まり、今では以前にも増してよくわかるようになったよ」


「健全な関係というものは、常に双方向でなければならない。私たちは互いに理解しあえると感じていたからこそ、私はここに来たし、以前にも契約を延長したんだ」


「ただ、今回は一緒に過ごしてきた時間の長さが違った。だから自分自身に問いかける必要があったんだ。私がリヴァプールに留まることは正しいことなのかと」


「そして、私のアシスタントであるペップ・リンダース、ペーター・クラヴィッツと共に、“イエス!”という結論に達した」


「私たちにとって、クラブはまだフレッシュで、それがエネルギーにもなっている。私たちのオーナーはこのクラブに対して信じられないほど熱心で精力的であり、そのことが今、私たちの未来に適合している」


「そして、ビリー・ホーガンとジュリアン・ウォードという、クラブの成長に注力し続けるリーダーがいる。だからこそ、私たちは非常に高いレベルで戦い続けることができるんだ」


「私たちは、これまで作ってきたものの良さを生かしながら、新たな刺激を注入することができた」


「新しいアクサ・トレーニングセンターは私たちにとって最高のホームグラウンドであり、アンフィールドはアンフィールド・ロードの開発によってさらに大きなものになる。待ち遠しいね」


「私たちは、常に正しい方向へ向かって進んでいる。自分たちが何を望んでいるのか、それをどのように達成しようとしているのか、明確な考えを持っている。それは、スタート地点として非常に素晴らしいものだ」


「オーナーから契約更新の話をされたとき、私は何度も考えてきたことを改めて自分に問いかけたんだ。この素晴らしいクラブが監督に求めているものを、再び提供できるエネルギーと雰囲気が私にあるかと」


「実際のところ、答えを出すのに長い時間を要する必要はなかったんだ。答えはとてもシンプルだったからね。私はここでの時間を愛していて、満足しているんだ!」