レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が30日、欧州5大リーグで優勝経験を持つ初めての指揮官となった。


 R・マドリードはリーグ優勝に王手をかけて迎えたラ・リーガの第34節でエスパニョールと対戦。ミッドウィークに行われるマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグを見据えて大幅なメンバー変更を行ったが、前半にロドリゴの2ゴールでリードを広げると、後半にはマルコ・アセンシオと途中出場したカリム・ベンゼマのゴールを加えて4−0で快勝。2年ぶり35回目のリーグ制覇を成し遂げた。


 これでアンチェロッティ監督は、ミランでセリエA(イタリア)、チェルシーでプレミアリーグ(イングランド)、パリ・サンジェルマンでリーグ・アン(フランス)、バイエルンでブンデスリーガ(ドイツ)を制覇したのに続き、レアル・マドリードでラ・リーガ(スペイン)も制覇。サッカー史に名前を刻む偉業を達成した。


 試合後、欧州5大リーグを制したことについて、アンチェロッティ監督は「誇りを感じる。自分がやっていることが好きだと言える。要するにうまくいっているということだ。誇りに思う。レアルマドリードと共にタイトルを獲り続けたい」とコメント。選手たちから胴上げされたことにも触れ、「マルセロに“もう1回、もう1回、もう1回”と言ったていたんだ。とても良い気分だったからね」と舞台裏を明かした。


 これで残すはCLのみとなったが、1点ビハインドの状況でホームでのセカンドレグを迎えることもあり、選手たちへのメッセージを求められた際に「ファンにも言っておくが、水曜日もこの雰囲気が必要になる」と述べ、チームを後押しする声援という名をサポートを求めた。


▼ アンチェロッティのリーグ制覇歴

2003-04:ミラン(イタリア)

2009-10:チェルシー(イングランド)

2012-13:パリ・サンジェルマン(フランス)

2016-17:バイエルン(ドイツ)

2021-22:レアル・マドリード(スペイン)



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