リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、日本代表FW南野拓実の境遇に言及した。6日にクラブ公式サイトが伝えている。


 現在27歳の南野は、2020年1月にザルツブルクからリヴァプールに完全移籍加入。2020−21シーズン後半にサウサンプトンへの期限付き移籍を経験すると、復帰した今シーズンはカップ戦で結果を残し、カラバオ・カップ優勝とFAカップ決勝進出に貢献した。


 しかし、今年1月に加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスが即フィットしたことで、チームでの序列がさらに低下。公式戦で最後に出場したのは、3月20日のFAカップ準々決勝ノッティンガム・フォレスト戦まで遡る。また、プレミアリーグでは3月16日に行われた第27節アーセナル戦を最後に、ベンチメンバーからも外れ続けている。


 7日に行われるプレミアリーグ第36節トッテナム戦の前日会見に臨んだクロップ監督は、南野について「タキ(南野の愛称)を外さなければならないことは、私が今しなければならないことの中で、最も難しい作業の一つだ。タキが試合に参加しないことは、彼にとって一番望ましくないことなんだ」とコメント。同選手をメンバーから外す苦悩を明かした。


 また、クロップ監督は次のようにも語り、練習における南野の姿勢を称えている。


「彼は素晴らしいトレーニングを積んでいる。タキがここに来てから、彼はとても成長した。私は彼のステップアップの仕方や、そういった姿勢をとても好ましく思っている。挫折に対する対処の仕方は特にね。本当に大変なことだが、彼は決して諦めず、常に前向きで、何事にも全力で取り組んでいる。彼は今年も昨年も、このチームのストーリーの大きな部分を担っているんだ。本当に誇りに思うべきだろう」